出版社内容情報
ネットって怖い!でも、今さらやめられない!
だから私はパソコンの前で途方に暮れる・・・。
IT革命がもたらした「利便性」と引き換えに、私たちはいま多くの「何か」を無意識のうちに失おうとしている。それは「プライバシー」「自由」「民主主義」「多様性」「主体性」・・・。
気鋭のジャーナリストがネット社会の光と影に迫ったノンフィクション!
内容説明
IT革命がもたらした「利便性」と引き換えに、私たちはいま多くの「何か」を無意識のうちに失おうとしている。それは「プライバシー」「自由」「民主主義」「多様性」「主体性」…。気鋭のジャーナリストがネット社会の光と影に迫ったノンフィクション。
目次
第1部 ネットワークが自由意思を制御する(メールは便利なだけのツールなのか?―どんな情報でも配信可能という両刃の剣;グーグル(Google)の功罪―ネットを支配していく検索エンジン
ブログはジャーナリズムを「殺す」のか?―ネットから生まれた参加型ジャーナリズムの行方
ウェブの進化が民主主義を衰退させる―加速するパーソナリゼーションとスモールワールド)
第2部 ユビキタス社会は誰のためのものか?(ICタグが拓く未来―「予想をはるかに超えた」利便性と危険性;プライバシーのスキミング―いつでもどこでも個人情報が奪われる社会)
第3部 ネットワークに組み込まれる現実社会(社員の自由を奪う管理システム―すべてが「IP」に集約されてしまう弊害;安全と監視のトレードオフ―監視カメラによるリスク回避が招いたパノプティコン;バイオメトリクスで全国民を特定せよ―国民を管理・監視する条件はほぼ出揃った)
著者等紹介
森健[モリケン]
ジャーナリスト/ルポライター。1968年1月、東京生まれ、神奈川県相模原市で育つ。早稲田大学法学部卒業。在学中の90年からライター活動をはじめ、91年春より講談社の科学雑誌「Quark」、経済誌「NEXT」、ニュースグラフィック誌「Views」の専属記者となる。95年よりフリーランス。現在、「GQ ジャパン」「文芸春秋」「AERA」などを中心に執筆中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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西村修平(偽)