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内容説明
“大破壊”から半世紀。“国家”という概念はすでになく、人々は数々の“企業”に導かれ、支配されていた。たったひとつの例外―報酬によって依頼を遂行し、何にも組みしない傭兵たち―を除いて。アーマード・コアと呼ばれる鋼鉄のロボットを駆る彼らを、人は、“レイヴン”と呼んだ…。人気戦闘メカシミュレーター『アーマード・コア』の世界を舞台に贈る、公式アフターストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明石屋真奈
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頁数の都合からか話の展開が駆け足で、単体の小説としては兵器描写や人物の掘り下げが物足りないかなと思うものの、コレは原作という補完要素があるので問題なし。寧ろ後者については、各プレイヤーが原作で抱いたイメージを必要以上に崩さないというメリットになっているかも。その最低限の描写も非常に良い意味で類型的且つ無難ですし。それに「原作の雰囲気、もといプレイ感覚」が華を添える!2017/06/09
アーサー・エリス
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今や懐かしい、ACシリーズ初のメディアミックス。「無印」におけるネスト崩壊後の世界を描く。シリーズの無骨な世界観に忠実な硬派さには好感が持てる。他にも「初代のランカーレイヴン登場」「ACのアセンブル描写」「世界観の掘り下げ」など、ファンには嬉しい要素が多い。濃い目の挿絵やメールを「メイル」と表記しているあたりにはちょっと時代を感じた。しかしページ数が少なく話はちょっと圧縮されており、押さえるところはきちっと押さえているものの薄味な感はある。メディアミックスらしく、「ファン向け」の域は出ないか。2014/08/24
nemutage
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ゲームシステムの反映がすごい。中盤にここまで組み込むのか、という。ラストミッションのファルコンのシーンは騙されました。2011/09/17
畝傍
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硬派でドライ目の雰囲気が良い。あっさり味だが、フロムとはこういうものだろう…?みたいな感じもなくはない。2019/06/10