NTT出版ライブラリーレゾナント
ジャズ耳の鍛え方

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  • サイズ B6判/ページ数 255,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757170438
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

耳で聴く・身体で聴く。「頭で聴く」だけでは、ジャズはわかりません。ジャズの本当の面白さ、凄味をつかむ回路=「ジャズ耳」を教えましょう。

目次

第1章 ジャズとはどういう音楽なのか?(ジャズの重要な要素を六人のミュージシャンで総覧する;わずか一世紀で複雑に変容したジャズ ほか)
第2章 ジャズを芸術音楽として捉えると何が見えてくるのか―文化現象としてのジャズ(ジャズは鵺的音楽;大衆音楽と芸術音楽 ほか)
第3章 「ジャズ耳」とは(ジャズファン特有の感覚;「think」から ほか)
第4章 ジャズの楽しみかた―「ジャズ耳」実践編(歌から入るジャズ入門;スタンダード・ナンバー聴き比べ ほか)
第5章 “搦め手”からジャズの面白さに近づく(ジャズ・レーベルとプロデューサー;白人ミュージシャンVS黒人ミュージシャンまたは「黒さ、白さ」について ほか)

著者等紹介

後藤雅洋[ゴトウマサヒロ]
1947年東京生まれ。慶應義塾大学商学部在学中の67年、東京・四谷にジャズ喫茶「いーぐる」を開店し、現在に至る。ジャズ評論家。日本ポピュラー音楽学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うーさーむーん

9
全然参考にならなかった。作者の自慢話のように思えます…そういう世界もあるんだな、程度しか得る事がありません。2013/10/31

3
ジャズの正しい聴き方の解説本。もうこの時点で押し付けがましさがプンプンなのだが、最初のチャーリーパーカーのビバップ革命をマイルスがスイングジャズの方法でサウンドプロデュースに活かした説は面白い。後半のブラインドテストやオーディオ論はちょっと付いていけなかった。こうしたジャズ玄人の態度が現代のジャズ離れの原因の一つでもあると思うのだけれど。2014/03/26

sfxvi

2
別に楽器の音を個別に聞き分けたり、演奏者のことなんかに頓着しなくても音楽を塊として受け止めても楽しければそれで良いじゃないと反感を感じたりもしてしまう程度に私は初心者なのだろう。2014/09/17

gatchan7orca

1
個性・リズム・作家性・即興、という4つの構成要素によるジャズ語りはなるほどと感じた。他にも黒と白、大衆音楽と芸術音楽など幅広く言及されていた。2章は解説が多くやや退屈だったが、3章から聞き方指南の要素が強く、歌から入門、スタンダード聴き比べ、奏者のワンホーン聴き比べなどとてもわかりやすかった。感じることを重視する「頭ジャズ」への批判的態度と、スポーツに例えた聞き込みへの真摯な姿勢にとても好感を持った。(ジャズ入門あるあるの簡単!を前面に押し出していない。)「聞く」という音楽の基本を思い出させてくれる一冊。2018/05/19

ぱらっぱ

1
よくジャズのライブに足を運ぶけれどここまで勉強しなければジャズを理解できないと説教される筋合いはない、と思わされるほど押し付けられなきゃいかんのかと思わされる。独りよがりの説教本だと思う。2015/05/10

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