内容説明
グローバルな「本の海」へ飛び込んだ日本人編集者が体験した毎日がエキサイティングでスリリングなアメリカ出版界の日々。返本の山からベストセラー誕生まで、山あり谷あり、胃が痛くなることも沢山あった海の向こうでの出版物語。
目次
第1章 本の海へ(五番街の巨大書店;出版の体制づくり;スタートは失敗の連続)
第2章 ドプチェク回想録への道(現実からはあまりに遠い夢;実現に向けての準備;ドプチェク氏との打ち合わせへ)
第3章 ディレイニー姉妹との出会い(新聞記事がヒントに;遅々として進まぬ編集作業;予期せぬ展開;大ヒットの予感;ベストセラーの誕生;文庫シリーズのスタート)
第4章 アメリカの出版ビジネス(エージェントと編集者;IRS(国税庁)との攻防
出版流通は日本とどう違うか
ファラー・ストラウスとオックスフォード)
第5章 一一年間の軌跡―二四〇冊の本たち(アメリカの出版社とは違う視点で;序章にひとつのピリオド)
著者等紹介
浅川港[アサカワミナト]
1947年山梨県生まれ。1971年に一橋大学社会学部卒業後、講談社に入社。現代新書、月刊現代などの編集に従事。この間、企業派遣でスタンフォード大学コミュニケーション学部修士課程に留学、修了。1989年から2000年まで、ニューヨークの講談社アメリカで英文出版に従事。いくつかのニューヨークタイムズ・ベストセラーを出版。2000年に同社副社長を辞して帰国後は、米系コンサルティング会社ヘイグループのプリンシパルとして、経営コンサルティング、執筆・講演活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みるこおら
笠井康平
Kazuo Ebihara
KT