すみとも風土記―銅が来た道

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757140264
  • NDC分類 565.2
  • Cコード C0021

内容説明

“銅から見た日本史”は新鮮な驚きの連続!住友ゆかりの地を訪ね、銅が来た道を克明にたどって、日本人の生活を隅々まで潤していた銅の文化の深さを鮮やかに伝える一冊。

目次

家祖・政友が旅に出た日―越前丸岡町
政友、理右衛門に出会う―京都
東横堀川と銅吹きの浜―大阪・その一
維新の激動と商都のデザイン―大阪・その二
文明開化の音がする―神戸
異国の船は風に乗って―長崎
最上川が運んだ上方文化―寒河江市・幸生銅山
青い鉱山と赤いベンガラ―成羽町・吉岡銅山
ブロンズの町―高岡
西日と宰平―別子銅山・その一
夢と記憶の壷、四阪島 別子銅山 その二
伝説とツガザクラ群落と 別子銅山 その三
旅の終わりに 佐々木幹郎×普後均

著者等紹介

佐々木幹郎[ササキミキロウ]
詩人。1947年奈良県生まれ。大阪で育つ。同志社大学哲学科中退。詩のほかに比較文化論の分野でも活躍し、アジア各地の都市や村落の調査を続けている。現在『新編中原中也全集』(角川書店)編集委員。おもな著書に『死者の鞭』(国土社)、『蜂蜜採り』(高見順賞、書肆山田)、現代詩文庫『佐々木幹郎詩集(正・続)』(思潮社)、評論集『中原中也』(サントリー文芸賞、ちくま学芸文庫)、『都市の誘惑―東京と大阪』(TBSブリタニカ)、『河内望郷歌』『カトマンズ・デイ・ドリーム』、『自転車乗りの夢』(ともに五柳書院)などがある

普後均[フゴヒトシ]
写真家。1947年生まれ。70年日本大学芸術学部写真学科卒業。70年から73年まで細江英公氏に師事。74年より国内外で個展を開催。おもなシリーズに「遊泳」「暗転」「ゲームオーバー」「FLYING FRYING PAN」「見る人」など。グループ展にも積極的に参加。著書に『やがてヒトに与えられた時が満ちて…』(池沢夏樹との共著、河出書房新社)、写真集『FLYING FRYING PAN』(写像工房)がある
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