企業制度の理論―ケイパビリティ・取引費用・組織境界

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  • サイズ A5判/ページ数 295p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784757121256
  • NDC分類 335.1
  • Cコード C3034

内容説明

新制度派経済学の視点から、ケイパビリティや取引費用が企業境界の決定に及ぼす影響を解明。さらに、モジュール型システムに代表されるイノベーション、組織形態の多様性、そして産業発展における政府の役割を分析。広範な理論研究の成果に加えて、経済史や経営史にかんするケース・スタディをも射程におさめた動学的な企業制度論。

目次

第1章 はじめに
第2章 ケイパビリティ、戦略、企業
第3章 企業境界の動学理論
第4章 アメリカ自動車産業の黎明期における垂直統合
第5章 外部ケイパビリティとモジュール型システム
第6章 慣性と産業変化
第7章 イノベーション、ネットワーク、垂直統合
第8章 結論

著者等紹介

ラングロワ,リチャード[ラングロワ,リチャード][Langlois,Richard N.]
コネチカット大学(アメリカ)経済学教授。専攻は組織経済学、制度経済学、企業制度論、経済史

ロバートソン,ポール[ロバートソン,ポール][Robertson,Paul L.]
グリフィス大学ビジネス・スクール(オーストラリア)教授。専攻はテクノロジー・マネジメント、戦略経営論、企業制度論、経済史

谷口和弘[タニグチカズヒロ]
慶応義塾大学商学部(日本)助教授・南開大学現代管理研究所(中国)訪問研究員。専攻は企業形態論、比較制度分析、企業制度論、アジア企業経営論
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