出版社内容情報
「ネットワーク」の視点から、新しい国際関係論を提示する。
内容説明
ソフト・パワーからネットワーク・パワーへ。大英帝国・アメリカの盛衰、インド・中国の台頭、そしてGoogle…今、日本がとるべきグランド・ストラテジーとは。世界秩序のネットワーク化をふまえ、日本の進むべき道を考える。
目次
序章 インターネットの変化と国際政治
第1章 グランド・ストラテジーとしての情報通信政策
第2章 英国のネットワーク・パワー
第3章 米国のネットワーク・パワー
第4章 日本のネットワーク・パワー
第5章 国際関係のネットワーク化
第6章 日本のグランド・ストラテジー
著者等紹介
土屋大洋[ツチヤモトヒロ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科助教授。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論。1999年、同大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)助教授・主任研究員等を経て現職。主著に『ネット・ポリティックス』(岩波書店、2003年、第一九回テレコム社会科学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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