• ポイントキャンペーン

ネットは新聞を殺すのか―変貌するマスメディア

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784757101104
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0036

内容説明

「2ちゃんねる」「ウェブログ」―ネット上で生まれた新たな草の根ジャーナリズムは既存のマスメディアをどう変えていくのか?メディアの最前線からの緊急報告。

目次

第1部 変貌するジャーナリズム(報道機関に挑む草の根ジャーナリズム;二一世紀のジャーナリズムの姿)
第2部 変貌する新聞事業(紙の新聞はなくなるか;再挑戦を始めた新聞)
第3部 新聞の将来に影響を与える技術動向(テクノロジーは何を変えるのか;二一世紀の日本の報道機関の姿)

著者等紹介

青木日照[アオキニッショウ]
日本電気(株)コーポレート・コミュニケーション部エグゼクティブ・エキスパート兼(株)国際社会経済研究所主席研究員。1949年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、日本電気(株)に入社。主に広部部門に在籍し、6年半のニューヨーク駐在で北米広報を担当。本社復帰後、経営トップのサポート業務を経て国際社会経済研究所に出向。その後国際社会経済研究所主席研究員兼務のまま本社広報部門に復帰し現職。日本広報学会編集委員、テレビ埼玉「埼玉経済情報」コメンテータ

湯川鶴章[ユカワツルアキ]
(株)時事通信社編集委員。先端技術分野を専門領域とする。1958年和歌山県生まれ。大阪の高校を卒業後、渡米。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国、現職。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェローを兼任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

2
ネットが草の根のジャーナリズムを可能にしたと、アメリカの市民サイト、2チャンネル、などを例に事例をあげる。対する新聞側の対応を挙げているが、やはり、新聞は追い付けてない模様。確かに日経以外新聞の部数の落ち込みは激しい。あくまで客観的に書き、安易に紙の良さを主張するわけでもない。難しい問題だが、働きすぎず、すんでる場所について、誰を選べば自分達のためになるのか、地方の記事と住民、や若者がもっと密接になったりする場が必要かなあー。2015/05/27

mainasushikou

0
2003年の本。インターネットの普及によって個人の情報発信が容易になったが、それがマスメディアへどのような影響を与えるのかというのが主題。本書が出版された後にWeb2.0ブームなどが起きるわけだが、ショックだったのはこの本が書かれた頃(7年前)と現在では、海外と日本の新聞社のウェブへの取組にずいぶんと差が出たのではないかということ。日本の新聞社は「双方向性」への取組が足りないのではないか。2010/09/25

nyan

0
ネットと新聞の流れを、米国と日本の両面から観ているので、新聞業界をとりまく状況がわかりやすかった。テクノロジーは、日々進んでいるので、遅れた感じがしたのは仕方ないかも。2009/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/25947
  • ご注意事項