内容説明
本書は、『電脳映像世界の探検』、『デジタル映像』に続くもので、前二著と同様、20世紀末の「マルチメディア革命」と呼ばれる現象を自分で体験し、自分流に解釈してみたいという衝動から発している。テーマは、SF小説から生まれたキーワード「サイバースペース」であるSF作家が描いた未来と比べ、情報通信技術がそれをどうとらえ、どう乗り越えようとしているかを探索・体験してみることにした。
目次
序章 サイバー時代の幕明け―ディジタル革命は、もうすぐ折返し点
第1章 二つのサイバースペース
第2章 三次元映像空間へ没入
第3章 電子化社会空間の散策・探検
第4章 二つの空間の合流地点
第5章 現実世界への回帰
第6章 サイバースペースの未来