内容説明
「いくら高くても買う」人々、「高くないと買わない」人々がいる。あなたは消費者のニーズをどう読み、利益を上げる価格に設定できるか。
目次
1 値下げで無意味に利益を失っていないか
2 「高くても買う」人々
3 「高くないと買わない」人々
4 なぜ登山後のビールに800円かかっても惜しくないのか(オケージョン)
5 主導権を持たずに価格は決定できない
6 具体的な価格の決め方
7 利益を拡大する価格戦略(1)基本的な具体的価格戦略
8 利益を拡大する価格戦略(2)ブランド力を維持したままのブランド拡張
9 もうひとつの極めて重要な利益の源泉、中間流通価格の形成
10 価格競争はなぜ起こるか
著者等紹介
上田隆穂[ウエダタカホ]
1978年東京大学経済学部卒業、株式会社東燃に入社。80年同社退職後、一橋大学大学院商学研究修士課程に進み、82年修士課程、85年博士課程単位取得、一橋大学商学部助手に就任。86年学習院大学経済学部専任講師、助教授を経て92年、同教授。2000年経営学博士。専攻は価格マーケティング、マーケティング・リサーチ、グローバル・マーケティングなど
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