内容説明
クローズアップ昆虫の世界へようこそ！昆虫たちを接写してみると、そこには不思議で滑稽な世界がみえてくる。瞬間の迫力ある写真とともに生態をやさしく解説。
目次
膜翅目
双翅目
甲虫目
鱗翅目
直翅目
カマキリ目
ナナフシ目
トンボ目
半翅目
脈翅目
シリアゲムシ目
カワゲラ目
ハサミムシ目
著者等紹介
海野和男［ウンノカズオ］
１９４７年、東京都生まれ。昆虫を中心とする自然写真家。もの心ついたころから昆虫の魅力にとりつかれ、少年時代は蝶の採集や観察に明け暮れる。東京農工大学・日高敏隆研究室で昆虫行動学を学ぶ。大学時代に撮影した「スジグロシロチョウの交尾拒否行動」の写真が雑誌に掲載され、それを契機に、フリーの写真家の道を歩む。主なフィールドは東京都心、アトリエのある長野県小諸市、アジア・アメリカの熱帯雨林。年間約１００日を海外で、１００日以上を国内での撮影や観察に費やしている。自然科学写真協会副会長、日本昆虫協会理事、日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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織町
2
“昆虫の寿命は人間と比べたらずっと短い。その命の中に私たちの一生と同じようなドラマがある”写真もさることながらその文章からも海野さんの昆虫愛を感じる。虫の生態、虫の世界。ガが好きになりました。もふもふのガ。可愛い、たまらない。ﾔﾏﾏﾕｶﾞ、ﾎｼﾎｳｼﾞｬｸ、もふもふ～。蟻と植物、蟻とｸﾛｼｼﾞﾐの関係も面白い。なにより蝉の羽化。その美しさに心打たれました。透明な翅と体のエメラルドグリーンの美しさ。これは、きちんと見たいなぁ。他にもﾄｯｸﾘﾊﾞﾁやﾀｶﾞﾒ、ｺﾅﾗｼｷｿﾞｳﾑｼ。未知の世界は傍らにあり。2013/11/15
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