内容説明
歴史や遺産、幻想や伝説。不思議の物語とめぐる、世界の名景・絶景。
目次
第1章 遺跡と歴史の名所
第2章 伝説と逸話の名所
第3章 不思議と驚きの名所
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
160
世界各地の絶景、城や寺院、庭園や遺跡をはじめ、1万人の人骨で装飾されたチェコの納骨堂や、4万5千冊もの古書が収蔵されていながら1冊も触れることが許されないブラジルの幻想図書館。行きたい、見たい場所ばかりでページをめくる度ため息が出た。ただ中世の美しい城に狂王の強欲や血塗られた歴史があったり、湖畔の教会に悲しい物語があったりで、短い解説の中に複雑なものを感じる場所も多かった。個人的に一番行きたくなったのは17世紀に建てられたというポルトガルの異形の庭園「キンタ・ダ・レガレイラ」ここにはものすごく惹かれる。2014/09/08
アキ
93
世界120か所の名所を写真と短文で紹介している。ルードヴィヒ2世のノイシュヴァンシュタイン城、サンクトペテルブルグの血の上の救世主教会、オランダ独立戦争中の星形のブールタング要塞、ゼウスのギガースの戦いの地・ミコノス島、マヤ神話で豊穣の神チャクを守り神とする神の泉メキシコ・セノーテ、ロシア・キジ島の木造教会、1万人の人骨装飾・チェコ・セドレツ納骨堂、ブラジル・幻想図書館、メキシコ・迷宮都市ネツァワルコヨトル、2012年公表された隕石クレーター跡のロシア・ダイアモンド鉱山、イギリス・マンセル要塞の廃墟など。2021/09/20
パフちゃん@かのん変更
83
幻想的な写真にうっとりします。ヨーロッパが素敵ですが、インドのタージマハルやエジプトのピラミッド、日本の高千穂も行ってみたい。サウジアラビアのメッカも見てみたいけれど、怖そうですね…なんとなく。どれも素敵な写真でした。2014/07/02
しいたけ
60
絶景ものはこれで3冊目かと思う。いい加減にしよう。写真を見て彼とその風景の中に立つ妄想をする。絶景を熱く、ときには仄暗く見つめる彼。私はその彼を、どこでも必ず横からうっとり見つめている。何冊読んでも何枚の写真に息をのんでも、何の意味もない。おんなじ妄想だから。それでも、行ってみたいなと思ったのはクロアチア。逆にこんなとこ絶対行かないと思ったのはチェコの一万人の人骨で装飾した骸骨教会。世界の美しい図書館も載っていた。スイスの修道院の図書館。入り口に「魂の病院」と書かれてあるそう。ここで頭をぽんぽんされたい。2015/12/13
みーちゃん
53
表紙の景色がすごいきれいだったので読んでみたら、他のいろいろな景色もたくさんのっていて、きれいな絶景が、由来とともに紹介されていました。見ていて、楽しかったです♪自分は、表紙の景色が一番好きです。2020/07/04