目次
巻頭特集 名コピーライターの名作ボディコピー
顧客目線型―商品を使う人、買う人の視点で表現
企業・商品メッセージ型―広告主である企業側の視点で表現
第三者メッセージ型―キャラクター、タレントが企業側の視点で表現
物語型―詩、小説のようなストーリー仕立てで表現
巻末特集 私が愛したボディコピー
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
依空
48
広告で商品の機能やコンセプト、または企業について、分かりやすく伝えるのがボディコピー。詩のように短いものから、恐ろしく長いもの、まるで小説のようなものまで、種類は様々。ただ共通しているのは、物語性に優れ受け手の心に響くものがあるというところ。中でも東武百貨店の母の日と父の日のボディコピーに見られる視点の変換、そして物語には、心がぐっと熱くなった。一方でオネエ言葉の鹿を読んだ時には思わず吹き出してしまい、読み終わった時には奈良公園に行って鹿に会いたくなってしまった(笑)これぞまさに広告コピーの力。恐るべし!2015/06/18
kou
36
どのページを開いても、心が刺激される。何度、読んでも飽きることは無いと思う。2021/08/19
ミカ
26
【図書館】資生堂やキャノン、イオン等の広告コピーを集めた一冊。文章のリズム、雰囲気、言葉選び。どれもセンスを感じる。コピーライターの言葉の1つ1つに魅了されていきました。2016/01/03
nowhereman
25
友人宅の本棚で発見し、斜め読み。写真では分かりずらいが、手に取ってみると、カバーの何ともいえない絶妙な質感が素晴らしい。この本では、比較的最近のコピーを取り扱っている。しかし、自分としては思い出補正が働いているのか、10年前~20年前の方が、好きな作品が多いと感じた。ギリギリまで削ぎ落とされ、少ない言葉や短い文章で人々の感情を揺さぶるコピーの魅力を、再認した。2015/11/14
Moeko Matsuda
16
ナレーションの練習原稿を探すために一通り読んだ一冊。なんとはなしに涙が溢れてしまうような素敵な文章と出会うことができる。その時の自分の気持ちによって惹かれる文章は違ってきそうだ。一言でインパクトを残すキャッチコピーもすごいが、緻密に言葉を選び丁寧に語りかけてくるボディコピーもすごい。これを同時に作れるコピーライターって、本当にあらゆる作家を凌駕する凄まじい才能の持ち主なのだなぁと感じさせられる。2018/06/01