アスキー新書<br> 明日の広告―変化した消費者とコミュニケーションする方法

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アスキー新書
明日の広告―変化した消費者とコミュニケーションする方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756150943
  • NDC分類 674
  • Cコード C1230

内容説明

インターネットの普及、情報洪水、市場の成熟などによって、消費者はガラリと変わってしまった。マスメディアへの接触が減り、広告をスルーし、しかも信じない。友人からのクチコミの方がずっと信頼される。どうしよう…。でも不安に陥ることはない。悲観することもない。ちょっと発想を転換してコミュニケーションの仕方を変えれば、広告にもマスメディアにも、明るい「明日」が待っている。そろそろそんなポジティブな話もしようじゃないか。

目次

はじめに 「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に
第1章 消費者へのラブレターの渡し方―広告という名の「口説き」の構造
第2章 広告はこんなにモテなくなった―変化した消費者と広告の20年
第3章 変化した消費者を待ち伏せる7つの方法―彼らと偶然を装って出会うために
第4章 消費者をもっともっとよく見る―コミュニケーション・デザインの初動
第5章 とことん消費者本位に考える―スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより
第6章 クリエイティブの重要性―商品丸裸時代とネオ茶の間の出現
第7章 すべては消費者のために―消費者本位なチームづくり
おしまいに 楽しくエキサイティングな時代なのだ

著者等紹介

佐藤尚之[サトウナオユキ]
1961年東京生まれ。広告会社勤務。CMプランナー、ウェブ・プランナーなどを経て現在はコミュニケーション・デザインを主たる領域とするクリエイティブ・ディレクター。JIAAグランプリなど受賞多数。1995年より個人サイト「WWW・さとなお・COM」を運営し、2200万アクセス(2008年1月現在)と人気に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuki

16
講義のまとめとして、また、課題のために自分でセレクトした本だったのだが、講義と共通するところが多く、結果としてとても役立った。分かりやすく、面白い。自分を消費者として意識することはなかなかないけれど、広告制作側の方たちの工夫や苦労を知って、(当たり前だけれど)自分も消費者のひとりなのか、と。今度、好きな広告やCMの商品を手に取ってみようかな、という気になった。いつもは見て感心しているだけ、ということが多いのだけれど(笑)そして、スラムダンクの広告のエピソードにジーンと来た。やりがいのある仕事っていいな。2013/07/31

11
とても面白かった。広告制作者に向けて書かれているけれど、消費者目線で読んでもがっつり引き込まれてしまう。スラムダンクのエピソードには(読んだことはないけれど)感動して目頭が熱くなりかけた。クロスメディアなど、消費者目線だけだと気づかない話も出てきて興味深かった。広告の未来をポジティブに語っているところが好印象だった。変化を恐れないこと。広告はラブレターだ。2013/05/29

sibafu

5
これの前に読んだ2015年刊行の『明日のプランニング』はSNSでの「オーガニックリーチ」(ファン同士の口コミ)の重要性を説いていた。この『明日の広告』は2008年刊行で当然SNSがピーク程は盛り上がっていない時代。そこで、ネットが普及する以前から利用していたパイオニアとしての著者が、世間にネットってのが出てきて広告にも使えるんだぜ、と説いているのがこの本なんだろう。7年程の時間差はネット界隈ではとても大きい。でも、どちらの本でも共通しているのは先端のネットだけでなく他のメディアも活用すべき、ということ。2015/08/30

ゆい

5
ちょっと前のメディアについて懐かしもうというか、色々知りたいなと思ったのでこれをよんでみました。07年出版ということで、mixiなどが主なSNS。今はすっかり廃れてしまったから話が通用しないかと思いきや、まだ実現していないことや未来がある内容などがたくさん。分かりやすいし、こういう本は難しいから読み進められないと思っていたけれどラクラクでした。2014/03/12

まい

4
旅先本:TVではYouTubeをネタにし、instagramの有名人が雑誌に出たり、ファッション・料理・インテリア本を出したりしていて、今やネットが4マスを超えるメディアになりつつある。8年前に書かれた本だけど、この通りになってるからすごいですね・・・ 2015/07/19

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