アスキー新書<br> くたばれ学校―ある教師の24年間の叫び

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アスキー新書
くたばれ学校―ある教師の24年間の叫び

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784756149961
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C1237

内容説明

2006年、新聞各社をはじめマスコミはこぞって「いじめ問題」を取りあげた。いじめを苦にした自殺問題に端を発し、「自殺予告」「校長の自殺」「いじめゼロ報告」、石原都知事の「いじめられる奴は弱い奴だ」発言。ところが2007年、その騒ぎがうそのように収束に向かった。何かが解決したのだろうか…。

目次

はじめに 「いじめブーム」はもう終わりました!?
第1章 オレは子どもを信じたい―出席停止でいったい何が解決すると言うのか(教師は『親方日の丸』か!?;秋子が大変や! ほか)
第2章 エアコンのない職場ってあるん?―あなたの知らない教育の現場とは?(教師の質は本当に落ちたのか;教師の待遇はいい!? ほか)
第3章 教育は再生できるのか―いや、何を再生すべきなのか(戦後日本が拾て去って来たもの、捨てさせられて来たもの;あかんもんはあかんねん! ほか)
第4章 教育の明日を信じて―くたばれ学校!(心に残る名校長「ノー心配!」;教師なんか「3K」やで! ほか)

著者等紹介

今村克彦[イマムラカツヒコ]
1957年京都府生まれ。97年、子ども達が輝いた顔で生きられるようにしてやりたいと今村組を結成。学校や家庭に悩みを持つ子供たちや「不良」といわれる子が、踊りを通して生きなおしをするダンス集団としてTV・マスコミで有名。2007年日本最大の踊り祭り「札幌YOSAKOIソーラン祭り」で、二年連続ファイナル進出。道外チームとしては初の快挙となった。2006年、二十四年間勤めた京都府小学校教師を辞し、在野の「教育者」として進むことを決意。現在、「共育者」として独自の活動を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅんぺい(笑)

2
アツいなあ。このひとのこと知ったきっかけってなんなんやろう。2020/04/11

ももたろう

2
秋子に対する著者の向き合い方には感動した。教師からいわゆる「問題児」のレッテルを貼られるような子に対する著者の姿勢は素晴らしい。問題行動を起こす背景は何なのか?と突き詰めて考える姿勢こそ、教師には大切なものだ。そこから、見えてくるものが確実にあるはずだ。「問題行動」として、その行動だけを見て叱りちらすのは、教育ではない。ただ、著者の教育政策への批判については、賛否両論すであると思う。しかし、著者の子どもへ向き合う姿は真の教師だ。大きな感動が得られる良書。教育者を目指すものはぜひ一読を。2012/11/19

ユーさん

1
冒頭の秋子さんの話は、思わず涙が出て来ました。「本質」「背景」「行動」をきちんと見極めて判断し、具現化する所は、さすが「プロ」。学級内学校内での手が付けられない問題行動(大きな破れ)から、小さな綻びへ修繕して行くプロセスは、まさに四重苦五重苦とでもいいましょうか。そこが教師の苦しさであり、充実感かと。2015/11/11

かずお

1
学校って大変! だけど 先生っていいなぁ2009/04/10

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