• ポイントキャンペーン

ソースコードの反逆―Linux開発の軌跡とオープンソース革命

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784756141002
  • NDC分類 007.63
  • Cコード C3004

内容説明

オープンソース・ソフトウェアの開発はすべてが順風満帆だったわけでなく、いくつもの障害に立ち向かう必要があった。オープンソース革命の真実。

目次

最高にかっこいい年
新しいGNU
ちょっとした反逆
因数X
改良の積み重ね
たくさんの配布パッケージ
Linus2.0
UCBから学んだこと
コードの芸術
シリコンバレーの実情
mozilla.party
普及への足がかり
配布パッケージとIPO
オープンソースと商売の関係
KDE vs. GNOME
ベンチマークという嘘
明日の中心地
マーケットを越えて

著者等紹介

ムーディ,グリン[ムーディ,グリン][Moody,Glyn]
ロンドンに拠点をおくライターで、Linuxについては開発当初から書いている。「Wired」「Computer Weekly」「New Scientist」に有名な特集記事を書いている。また、「The Economist」「The Financial Times」にも執筆している

小山裕司[コヤマヒロシ]
1998年東京都立科学技術大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。1998年から国際大学GLOCOM研究員。現在、国際大学GLOCOM講師、早稲田大学GITI客員研究員、(株)テンアートニCTOを兼務。1993年頃からLSWGほかの各種のGNU/Linux関連プロジェクトで活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

4
様々な理由で消失するサイバー上のデジタルデータを著者は紙上に移し、一貫性を持たせるためにそれらを書物の時系列に従わせて保存した。が、著者の目的はサイトやメーリスに記録されたオープンソース運動のバックアップ作成に留まらない。多くのハッカーたちへの取材を試みた本書は、全てのユーザーのソフトウェア共有を目指した60年代から、ハッカー文化を批判したビル・ゲイツのWindowsの成功、そして彼が市場を占める現代の歴史記述に収まらず、オープンソースの実践場Linuxが作る未来を、印刷文字の向こうに見出す試みでもある。2018/07/28

ころすけ

1
Linux を軸にした、オープンソースの歴史が記された一冊。もともと、雑誌の後ろとかについてた投稿プログラムを自分で打ち込んでゲームを遊んでた身としては、ソースが提供されていて自由に修正できることはごく自然なことで、Windows に初めて触れた時には、とても窮屈に感じられた。オープンソースという動きがなければ、ずっとその環境に甘んじていたんだろうなと思うと、この本に登場する先駆者たちには、ただただ感謝するばかり。2016/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/218519
  • ご注意事項