内容説明
UNIXやLinuxオペレーティングシステムのユーザー達が、まずお互いに顔を見合わせてしまう問題はシェルである。“シェル”とは、キーボードやディスプレイを通じてコンピュータとやりとりするためのユーザーインターフェイスを示すUNIX用語だ。シェルは単にシステムをカプセル化するプログラムを分割するものであり、また、数多くの選択肢が存在する。数多くのシェルの選択肢の中から、本書は最新の汎用シェルであるBourne Again Shell(略してbash)を紹介する。
目次
1章 bashの基礎
2章 コマンドライン編集
3章 環境のカスタマイズ
4章 基本的なシェルプログラミング
5章 フロー制御
6章 コマンドラインオプションと定義済み変数
7章 入出力とコマンドラインの処理
8章 プロセスの操作
9章 シェルプログラムのデバッグ
10章 bashの管理
11章 bashの導入