感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
工作魂
1
Javaの明るい未来が存分に語られている。その後の世の中の動きを知ったうえでこの本を読むと感慨深い。著者が短期に移動してJava関係者にインタビューした話がメインなためページ数は薄いが、ジェームス・ゴスリングのインタビューは興味深い。顔も知らずに名前だけで尋ねてインタビューするガッツは大したもの。ビル・ジョイには会えなかったものの、彼のオフィスで感動している様は良く理解できる。 Javaになる前の名称Oakに纏わる推察などもなかなか面白い。2023/08/08
ハンギ
0
96年出版。Javaを創った人たち(ジェームズ・ゴスリン、ガイ・スティール)やそのJavaを利用している開発者たちのインタビュー集。ある程度詳しい人向けなのかもしれない。僕にはいまいちだった。編集の仕方もいまいち。Javaとは、インターネット時代のネットワークを志向した最初のソフトウェア言語ということらしい。ただの集団向け開発ソフトではなかったのか。これからの時代はブラウザ主体になるという指摘もしていて、先見の明があると思った。ビル・ジョイには取材できなかったが、オフィスの写真があって、身近に感じられた。2013/01/25