感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
工作魂
1
日本の戦前からの計算機やコンピュータの偉人達26人へのインタビューは、初版のこの時期がぎりぎり間に合う位では無かったかと思う。資料として載っていない話も多くとても多く、特にIBM特許に纏わる平松守彦さんや安藤薫さんはとても興味深い。 官僚のお役所仕事というのはあるんだろうけれど、運よく志のある者たちが出会い、奇跡的な展開を見せるのは本当に幸運だったと思う。2023/07/09
c3po2006
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★★★★2015/11/15
driver1988
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更田正彦さんの章では、『これら指揮装置の技術レベルについて、更田氏は「電気技術系のテクノロジーが追いついてくれば、もっともっと高度なものができた可能性はある」という。』といった記述がある。また、宇野利雄さんの章では、『桁数を非常にたくさん取った計算をすると巧くいかないことがある。それを目で見ながら誤差を含んでいる桁を随時捨てて、ごくわずかな桁でやるとたちまち巧くいく。』という知っ得情報も出てくる。2010/10/21
yos
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日本最初のコンピュータからはじまり、黎明期のコンピュータ産業を支えた25人の人々の物語。この本を読めば、日本人のすごさを改めて見直すことができます。1999/04/11