ハッカーを追え!

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ハッカーを追え!

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784756105462
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3055

内容説明

1990年5月9日、ハッカーに対する大規模な一斉取締まり“サンデヴィル作戦”が遂行された。長距離電話のタダ掛け、電話コードの不正使用、システムへの侵入、機密文書の流出―、その中には911番システム関係の機密文書まであった。アメリカ全体の電話システムを崩壊させることすら可能になったハッカーたちに対して、ついに捜査当局の根絶作戦が始まったのだ。デジタルアンダーグラウンドの住人たちは、この“不当な”迫害に対して徹底的に抗戦する。コンピュータ・ネットワークに潜む闇の世界と、捜査当局とのバトルの中で、サイバーパンクの旗手、ブルース・スターリングが見たものは…。サイバースペース・情報世界を震撼させる見えない犯罪者達。迫真のノンフィクション。

目次

第1章 電話の歴史はハッキングの歴史
第2章 デジタルアンダーグラウンド
第3章 破滅の軍団
第4章 現実とサイバースペースの間での戦い
第5章 シークレットサービス対ハッカー
第6章 コンピュータ犯罪捜査の裏側
第7章 ハッカー裁判の行方と結果
第8章 サイバースペースに未来はあるか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

roughfractus02

3
サイバーパンクSFで有名な著者が80年代からの情報の中央集権化に反対する活動家への1990年8月の一斉取り締まりを取材したドキュメンタリー。自ら中心となったSFジャンルにちなんで後にサイファーパンクと名乗るこの活動の起源を、ベルの電話の発明から説き起す著者は、電話回線の進化形態としてのサイバー空間での徹底した自由を主張する活動家と物量で攻める捜査官(FBIでなくSP)との暗闘を描く。双方に取材した著者だが、サイバーパンクSFを電脳犯罪小説と認めたい誘惑に駆られるほどハッカー側に思い入れする場面が時折ある。2018/06/22

ipusiron

0
2000/3/9読了2010/07/19

ipusiron

0
1999/8/4読了

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