内容説明
ハイテク業界の告発者である著者が、半導体産業の誕生から、黎明期のマイクロコンピュータ、そしてIBM PCの成功まで、その歴史を追う。ボブ・ノイス、スティーブ・ヴォズニアク、ビル・ゲイツなど無邪気で気まぐれな若き天才たちの人間模様と、きらびやかな成功の舞台裏がはじめて明かされる。
目次
第1章 デモンストレーションの神様
第2章 天才プログラマの分布
第3章 コンピュータバレーと呼ばない理由
第4章 アマアチュアの時代
第5章 コンピュータの役割モデル
第6章 ビル会長の理想と現実
第7章 IBMの噂と真相
第8章 ソフトウェアの嫉妬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピップ
9
今、世の中にあふれているパソコンをめぐる、人、会社の戦いの話。1990年くらいの本なので少し古いけれど、なかなかおもしろい。驚いたのが、マイクロソフトは何も開発していない、模倣や営業戦略で成長した会社だということ。すごく惜しいことをした人、会社がいっぱい出てくる。ただ、出てくる天才たちも、今のようなコンピュータがあふれる社会になるなんて、なかなか想像できなかっただろうな。2018/02/14
oreyuni
0
面白い。1996年に1度読んだ本です。いままた読み返すと当時と違った面白さを感じる。自身の成長を感じることもある。2010/01/13
◎平林
0
ロバート・X. クリンジリーの文体が好きだ2008/12/07