感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ティス@考える豚
3
ウィーンの劇場作家・詩人ホフマンスタールの詩集。青年期を詩人として、壮年期を劇場作家として活動している。青年期の懊悩が表れ、非常に叙情的な内容。簡単に言えば中学生のポエムに宗教的なモチーフを嵌め込んだ感じ。まさしく中二病!嘘です。真面目に読んでたら私は死ぬので頭のなかで『あ、これは炎の魔術の詠唱だな』とか考えてました2015/12/21
putisiyante
1
チャンドス卿の手紙は、読んだことがあるが、詩集は初めて。多くの人に影響を与えたホフマンスタールだが、古典の部類に入り、感覚的にズレを感じる。チャンドス卿とホフマンスタールが重なって思えるのは、間違いか、それさえもまだ良く分からない。2018/06/23
Y
0
風景写真集のように、家の本棚に据えて何度も読み返したい美しい詩集。『まどい』の中に出てくる「だれもが自分はひとりだと思っているが だれもが 他人のうちに自分を感じている」という詩人の言葉が心に残った。2008/07/07
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