マグダラのマリアと聖杯―雪花石膏(アラバスタ)の壺を持つ女 タロットカードの暗号を解く

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784754220402
  • NDC分類 192.8
  • Cコード C0097

内容説明

歴史上、最も有名な「娼婦」―マグダラのマリア。イエスにその罪をゆるされ、敬虔な信徒となり、十字架刑の最後を見届け、そしてイエスの復活を最初に目撃した、この穢れの多い女性が、実はイエスの「花嫁」だった―?世界中で大ベストセラーになった『ダ・ヴィンチ・コード』の発売される10年前に発表された本書は、一連の「聖杯」ブームの発端となった一冊であり、『ダ・ヴィンチ・コード』のアイデア形成の上で大いに影響を与えた作品である。著者マーガレット・スターバートの緻密な分析により、次々と明らかにされる真実は、やがて「聖杯」伝説の本当の意味に辿りつき、そして中世に誕生した謎のカード「タロット」に秘められた暗号を解き明かしていく。

目次

序章 マリア
第1章 失われた花嫁
第2章 花婿
第3章 王家の血筋とぶどうの木
第4章 十二世紀の覚醒
第5章 隠された教会の遺物
第6章 異端の芸術家とそのシンボル
第7章 一角獣と貴婦人
第8章 民間伝承の中の花嫁
第9章 砂漠に咲く花

著者等紹介

スターバード,マーガレット[スターバード,マーガレット][Starbird,Margaret]
メリーランド大学大学院でヨーロッパ史と比較文学を修め、文学修士号を取得。その後、フルブライト奨学生としてドイツに渡り、キールのクリスチャン・アルブレヒト大学で研究を続ける。後に、テネシー州ナッシュビルのヴァンダービルト大学神学部でも学ぶ。聖書研究や霊性に関する数々の講義を担当、ヨーロッパ各地をめぐり、日本や米国各地で生活した経験もある。現在はワシントン州のピュージェット・サウンド地区で暮らす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

satomi

2
なんとなく借りた本があったからこそ、ダヴィンチコードの理解が深まった。並行して読んだからこそ深く潜れた。聖杯とは何かわからなかった私が今は虜になっています。2020/03/03

Junichi Watanabe

2
読了。ローマカトリックが否定するがマグダラのマリアはイエスの花嫁だった。そしてよく映画や小説の題材にになる聖杯伝説の聖杯の本当の意味とは。また絵画や寓話に潜む謎などどれも興味深い。フリーメーソンの紋章の定規とコンパスの意味とは?世界的組織のボーイスカウトのユリの花を様式化した紋章の本当の由来は、そしてそれは何を象徴しているのか。研究書の類だが、優しく書かれていて読みやすい。2018/05/01

ヒナ

1
ダヴィンチコードのもとネタということで。多岐に渡りすぎて、面白い部分とよくわかんない部分と。新しい視点が得られたことはよかったかな。2016/04/13

moleskine_note

1
ダヴィンチコードの底本になったらしい本。ヴァチカンが全力で首を横に振りそうな内容が書かれている。タロットカードや、おとぎ話の類を含め、宗教的な意味を見出そうと思えばいくらでもあるのだなあと実感。これだけ膨大な内容だと研究者の人はしばらく食いっぱぐれはないのではないだろうか。無限の好奇心をさらにくすぐってくれる永遠のテーマ。2013/11/08

yooou

1
☆☆☆★★2006/04/02

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