目次
第1部 「生きた中立性」と治療者の能動性(どのようにして「中立性」へと行き着いたか?;中立性とは何か?;治療者の受身性と能動性をめぐる中立性;分析家の能動性の現れとしての自由連想 ほか)
第2部 現実の臨床的意義(「現実」に至った私の体験;「現実」の定義と、それに対する私たちの反応の仕方;エディプス理論も現実の問題に関わってくる;治療者の役割としての「現実を提供すること」 ほか)
著者等紹介
岡野憲一郎[オカノケンイチロウ]
1956年生まれ。1982年東京大学医学部卒業、医学博士。1982~83年東京大学精神科病棟にて研修。1983~85年東京大学精神科外来部門にて研修。1986年パリ、ネッケル病院にフランス政府給費留学生として研修。1987年渡米。1989~90年オクラホマ大学精神科レジデント。1990~93年メニンガー・クリニック精神科レジデント。現職はショウニー群精神衛生センター医長(トピーカ)、カンザスシティー精神分析協会員、米国精神科専門認定医
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