内容説明
コソボに始まり、イラク戦争に至る地政学的変化の主体とその論理は何か?『ル・モンド・ディプロマティック』主幹イグナシオ・ラモネによる、洞察力あふれる国際社会への警鐘と提言。
目次
2001年9月11日―テロリズムに対する世界戦争
コソボ戦争と世界新秩序
中東―新たな一〇〇年戦争
世界化/反世界化―地球規模の社会戦争
危機に瀕するエコシステム―新しい恐怖と脅威
世界の新しい顔
世界を変えるために
付 帝国対イラク
著者等紹介
ラモネ,イグナシオ[ラモネ,イグナシオ][Ramonet,Ignacio]
1943年スペイン生まれ。記号論・文化史(パリ)で博士号。1991年より「ル・モンド・ディプロマティック」紙社長、主幹。隔月「マニエール・ド・ボワール」主幹。パリ7大学(ドニ・ディドロ)教授。カルロス3世大学(マドリッド)ならびにペテルスブルグ大学(ロシア)客員教授。NGOアタック(Attac)創設、名誉会長
井上輝夫[イノウエテルオ]
1940年兵庫県生まれ。慶応義塾大学文学部フランス文学科卒、文学博士(ニース大学)、慶応義塾大学経済学部、総合政策学部教授をへて現在、中部大学人文学部教授。詩人
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