ベンジーのいぬごや

グレアム，マーガレット・ブロイ【作】〈Ｇｒａｈａｍ，Ｍａｒｇａｒｅｔ Ｂｌｏｙ〉/わたなべ てつた【訳】

アリス館（2006/11発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 29cm
• 商品コード 9784752003472
• NDC分類 E
• Cコード C8797

内容説明

いつも子どもたちと家の中で寝ていたベンジーは、ある日、家族にいぬごやを作られ、外で寝かされることになりました。さびしくて眠れないベンジーは、通りを歩いて、どこかほかに眠れる場所を探しに出かけました。そして、親切なパンやさんと出会ったベンジーは、以来、そこで眠ることに。ところがある日、パンやさんが飼っていたねこが、こねこを産んで帰ってきました。パンやさんを出て行かなければならなくなったベンジー、いったいどうなってしまうの？

著者等紹介

グレアム，マーガレット・ブロイ［グレアム，マーガレットブロイ］［Ｇｒａｈａｍ，Ｍａｒｇａｒｅｔ　Ｂｌｏｙ］
１９２０年、カナダ、トロントに生まれる。トロント大学で美術史を学び、その後、ギブズ＆コックス社に勤める。それから１９５６年までは、コンド＝ナスト出版社でデザイナーとして活躍した。１９４８年に、ジーン・ジオンと結婚。１９５２年に、デビュー作『あっ、おちてくるふってくる』（あすなろ書房）で、コルデコット・オナー賞を受賞。アメリカ、マサチューセッツ州在住

渡辺鉄太［ワタナベテツタ］
１９６２年、東京都に生まれる。メルボルンのモナシュ大学で言語学の博士号を取得。メルボルン大学等で語学教員として勤めた後、著述に専念。２００１年より、日本語児童文庫「メルボルンこども文庫」を主宰。妻は、美術家・絵本作家の加藤チャコ。オーストラリア、メルボルン在住（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[♪みどりpiyopiyo♪]

大きくなったベンジーは犬小屋を設えてもらえることになりました。寝心地はどんなかな？　■ベンジーは、作者のマーガレット・ブロイ・グレアムさんが子供の頃に飼っていた犬のブラウニーがモデルなんですって。どのお話も愛情深くて、ブラウニーが大好きで仲良しだったのがよくわかります♪　ベンジーもとっても賢い子だけど、ブラウニーも頭のいい子だったのですね。■自分が心地のいい場所をちゃんと知ってるベンジーなのでした ( ' ᵕ ' ) （1973年）

2017/12/05

[ヒラ[e-mail]]

室内犬を外に寝させるのって、ハードル高いですよね。 おまけにつないでおかないなんてありえない。 そういう現実感はさておいて、犬にも感情があること、犬がペットになった時点で、家族の一員なんだと考えさせられます。 やさしいパン屋さんがいなかったら、ベンジーは家がいやなっていたかも知れないですね。 犬の気持ちを考える絵本でした。

2022/11/23

[いっちゃん]

急に一人(一匹)で寝ないといけなくなったら、そりゃあ寂しいよね。パン屋さん、良い人だった。

2017/02/16

[tamako]

親切なパン屋さんと友達になれて良かったね！　あるだけ食べてしまうのはイヌの習性なので仕方ない。猫の表情も良いね。

2022/01/30

[ヒラ[e-mail]]

C事業所で読み聞かせしました。

2022/11/11