その魔球に、まだ名はない

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その魔球に、まだ名はない

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784751529348
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

10歳にしてインテリの剛腕ゴードンは無敵のピッチャーとして活躍していたが、野球人生に大きな壁が立ちはだかり……。10歳のゴードンは、独自の魔球を編み出し、無敵のピッチャーとして活躍していたが、その野球人生には大きな壁が立ちはだかっていた。抜群の調査能力で、ゴードンは明るみにされていなかった真実を知り……。

エレン・クレイジス[クレイジス エレン]
著・文・その他

橋本 恵[ハシモト メグミ]
翻訳

内容説明

天才ピッチャー、ゴードンはリトルリーグのコーチにスカウトされ、メジャーリーガーへの道を順調に歩みはじめた…はずだった!秘密兵器は、だれにも打てない魔球と、…抜群の調査能力!10歳にしてインテリの剛腕ゴードンは、独自の魔球を編み出し、無敵のピッチャーとして活躍していたが、思いもかけない強敵が…。

著者等紹介

クレイジス,エレン[クレイジス,エレン] [Klages,Ellen]
1954年、アメリカ、オハイオ州コロンバス生まれ。ミシガン大学哲学科卒業。サンフランシスコにある博物館で働いていたときに、SF作家パット・マーフィーの共著者に選ばれ、それを機に作家となり、SFおよび歴史小説を手がけている。著書に、The Green Glass Sea(スコット・オデール賞受賞)と、White Sands,Red Menaceのほか、短編Basement Magic(ネビュラ賞受賞)などがある

橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京生まれ。東京大学教養学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zero1

81
不条理という壁をぶち破れ!舞台は【スプートニク・ショック】の1957年。10歳の投手ゴードンは実力あり。しかしリトルリーグは性別を理由に入団を拒否。母親の勧めもあり女子野球について調べるゴードン。差別に抗う人たちの闘い。知られざる歴史を知る彼女。野球だけでなく日本人差別や担任教師の存在など実に深い。【未来へのバトン】は泣けて読むのを中断したほど。【行動には必ず結果がともなう】は名言。この本を教えてくれたNAOさんに感謝!レビューが30しかないのが不思議な秀作。文句なしに今年のベスト本候補。読む価値あり!2021/05/30

NAO

73
ジェンダー問題を扱った児童書。最高点で合格したのに、女の子だからと入団を断わられたゴードン。納得がいかない彼女は、女子野球について調べ始める。1951年に「女子は対象外とする」という規定ができてから、リトルリーグが女子を受け入れるようになったのが1974年。その翌年には、3万人の女子リトルリーグプレイヤーが誕生したという。ゴードンがリトルリーグのトライアウトを受けたのは1957年。ゴードンのような野球が好きで才能もある数多くの女の子たちの熱い思いが、不平等な規則を打ち破ったのだ。2021/05/06

空猫

37
お気に入りサンのレビューから。1957年の米国。草野球をしていた時リトルリーグにスカウトされた10才のゴードン。けれど野球選手として活躍するには思いもよらないとてつもなく大きい壁があった…。 米、露の冷戦や当時の時代背景と人種等の差別やジェンダーの問題と共に語られる成長物語。児童書なので周りの友人や大人達まで真っ直ぐな気持ちで主人公を助けよう、応援しようとしていて何とも爽やかな1冊だった。荒んだオイラの心が洗われたぜぃ。 2019/04/13

yyrn

36
児童書ながら、当時のアメリカ社会を教えられ、読んでは勇気をもらえる良い本だった。仲間内で一番優れたプレーヤーなのに女子というだけでリトルリーグに参加できないケイティ。そんな理不尽なルールはおかしい!と子供なりに立ち向かう話を通じて、1960年前後の公民権運動で揺れるアメリカ社会を子供にも分かるように教えてくれる本。ニグロリーグの話や全米女子野球リーグの「ブルマーガールズ」の話。ハンク・アーロンやウィリー・メイズも登場し、ジャッキー・ロビンソンがこじ開けたメジャーリーグへの扉が、黒人選手の引き抜きで⇒2021/07/11

Apple

30
主人公の少女、ケイティ・ゴードンの繰り広げた戦いに、勇気を貰えるような話でした。女子であることを理由にリトルリーグで野球をすることを拒まれたことから彼女の戦いが始まるわけですが、小学生ながらその熱意で奔走する様子はとても活き活きしています。物語をとおして彼女の成長が感じられたのがとても良かったです。「差別は最高裁判所で禁止されているが、スポーツは別のようだ」という文句が刺さる。何となくの印象ですがアメリカにはこういう考えさせられることが沢山ありそうです。児童文学といって侮れない名作だと感じました。2022/02/06

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