内容説明
現代の地球。古代エジプト文化を祖とする近未来世界アンクス。戦乱の中世ヨーロッパ的世界トリムンドス。同じ日に、別々の世界に生まれ落ちた3人の少年たち。彼らの肩には、同じ形をした不思議な赤い紋章が刻まれていた。それこそが、四千六百年前にさだめられた“選ばれし戦士”のあかし。彼らの誕生は、世界の境界を越えてくりひろげられる、壮絶な戦いの幕開けだった…。
著者等紹介
イーザウ,ラルフ[イーザウ,ラルフ][Isau,Ralf]
1956年ベルリン生まれ。コンピュータ・プログラミングの仕事のかたわらファンタジー小説を書きはじめ、作品がミヒャエル・エンデの目にとまり、作家デビュー。1997年、『盗まれた記憶の博物館』(あすなろ書房)で、ドイツ児童書界で権威あるブックステフーダー雄牛賞を受賞
酒寄進一[サカヨリシンイチ]
1958年生まれ。上智大学、ケルン大学、ミュンスター大学に学び、新潟大学講師を経て、和光大学表現学部教授。児童文学を中心に、現代ドイツ文学の研究・紹介をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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