内容説明
1768年春、マットと父さんはこの森に住む最初の白人として、マサチューセッツ州のクインシーから越してきた。夏、丸太小屋を完成させた二人は、次なる計画を実行することを決めた。それは期せずして、13歳の少年マットにとって、生涯忘れることのできない大冒険となった…。文字の読み方を教えるかわりに、マットがインディアンの少年から学んだのは森で生きるための知恵。…そして、かけがえのない友情。アメリカ児童文学史に輝く永遠のベストセラー。
著者等紹介
スピア,エリザベス・ジョージ[スピア,エリザベスジョージ][Speare,Elizabeth George]
1908~1994。アメリカの児童文学作家。1908年、マサチューセッツ州メルローズに生まれる。スミス・カレッジとボストン大学を卒業したのち、英語教師になる。1936年に結婚。コネティカット州に移り、ふたりの子どもが中学に入ってから本格的に作家として作品を発表しはじめる。第2作の『からすが池の魔女』で、1959年にニューベリー賞を受賞。1962年に『青銅の弓』でふたたび同賞を受賞した。『ビーバー族のしるし』は、ニューベリー賞銀賞のほか、スコット・オデール賞、クリストファー賞などを受賞している。もっとも優れた児童向け歴史物語作家のひとりと評されている
こだまともこ[コダマトモコ]
東京生まれ。出版社で雑誌の編集にたずさわったのち、児童文学の創作と翻訳をはじめる。白百合女子大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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