出版社内容情報
“くんくまくん”と妹の“きゅんまちゃん”の日常を描く「こぐまのちいさなおはなし」。「かぼちゃのあんこ」「たんぽぽののはら」など3編。 幼児~小学校低学年
内容説明
くんくまくんは、うまれてさいしょに、「くん、くん!」とないたので、「くんくまくん」というなまえになった、おにいちゃんです。きゅんまちゃんは、うまれてさいしょに「きゅん、きゅん!」とないた、かわいい、くんくまくんのいもうとです。ふたりはきょうもなかよしさんかな?おさない子どものこころによりそう小さなおはなし3つ。
著者等紹介
いまむらあしこ[イマムラアシコ]
熊本県生まれ。絵本、幼年童話から長篇ファンタジーまで多彩な作品を手掛け、幅広い読者に読まれている。『ふたつの家のちえ子』(評論社)で坪田譲治文学賞、芸術選奨文部大臣新人賞、同作品および、『良夫とかな子』『あほうどり』(評論社)で路傍の石幼少年文学賞を、『ぶな森のキッキ』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『かがりちゃん』(講談社)で野間児童文芸賞を受賞
きくちきょうこ[キクチキョウコ]
のびやかな線で描かれる子どもや動物達のイラストが親しみやすく、数多くの本の挿画を手掛ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
なんてかわいいお話でしょう。3話収録。くんくまくんのかわいさは、だいじに愛されて育った子どもの品の良さ。おじいちゃん、おばあちゃんからつながった命や愛を、ちゃんと肌で感じるくんくまくんのまっすぐな目。読みながら、心が清々しく、軽やかになりました。2019/05/29
紅花
2
お話の内容としては、王道かな?2014/04/23
とりじまカラス
1
収録されているお話がどれもすばらしいです。 ハシゴから降りられなくなってしまうエピソードが、実に子どもらしく感じられました。 最後の家族で手を繋ぐエピソードも、胸がポカポカとしてきます。2018/12/14
Makiko Okamoto
0
真帆:図書132013/10/01
そら@真面目にダイエット中
0
一冊に三つのお話が入っています。どのお話も、ほんわか穏やかで、優しい雰囲気なので、どちらかと言えば女の子向けなのかなぁという感じでした。2010/11/30