出版社内容情報
子ギツネのごんは悪ふざけのおわびに、兵十の家へそっと栗を届けます。でも、ごんのつぐないの気持ちが通じるのは少し遅すぎたのです。教科書にも登場する南吉の代表作。透明感きわだつ独自の画法で描いた美しい絵本。
小学校中学年から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
18
新美南吉の名作です。 その名作をこれほど心に響く絵で読めるなんて素晴らしいと思いました。中間の文章のないページでは息を呑みました。 是非とも読み聞かせしたい絵本です。 要する時間が長いので、どうしてもクラス読み出来ないのが残念です。 映像の世界で読み聞かせしているような絵本なのですが。2017/12/12
おはなし会 芽ぶっく
13
かすや 昌宏さんの描くごんぎつね。教科書に掲載されている黒井健さんの絵とはまた違い、映像を見ているかのようでした。途中文字のないページが更に惹きこまれます。2018/12/02
ゆるり
8
びっくり! 悲しい! こんな哀しいエンディングってあるかなあ? ごんぎつね、確かにイタズラが過ぎたとは思うけども。 2人ともひとりぼっちになっちゃったんだから、仲良くできたのになあー。 栗とかが、神さまの仕業になっちゃって、ごんぎつねが、割に合わないなーとか言ってるところまでは、のんきなかんじだったのになー。 ラストの、栗を手に涙してる絵に、一緒に泣きたい。2020/02/07
k66gunso0822
7
教材研究用に購入。このお話深い…。絵がかわいいです。2011/09/11
takaC
6
名作。2009/05/06