チョン・セランの本<br> 保健室のアン・ウニョン先生

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チョン・セランの本
保健室のアン・ウニョン先生

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750516363
  • NDC分類 929.13
  • Cコード C0097

内容説明

養護教諭のアン・ウニョンが新しく赴任した私立M高校。この学校には原因不明の怪奇現象や不思議な出来事がつぎつぎとまき起こる。霊能力を持つ彼女はBB弾の銃とレインボーカラーの剣を手に、同僚の漢文教師ホン・インピョとさまざまな謎や邪悪なものたちに立ち向かう。はたしてM高校にはどんな秘密が隠されているのか…。斬新な想像力と心温まるストーリーで愛され続けるチョン・セランの魅力が凝縮した長編小説。

著者等紹介

チョンセラン[チョンセラン]
1984年ソウル生まれ。編集者として働いた後、2010年に雑誌『ファンタスティック』に「ドリーム、ドリーム、ドリーム」を発表してデビュー。13年『アンダー、サンダー、テンダー』(吉川凪訳、クオン)で第7回チャンビ長編小説賞、17年に『フィフティ・ピープル』(斎藤真理子訳、亜紀書房)で第50回韓国日報文学賞を受賞。純文学、SF、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えて多彩な作品を発表

斎藤真理子[サイトウマリコ]
1960年新潟生まれ。訳書パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)で第1回日本翻訳大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

74
YA。韓流オカルト学園コメディ▽養護教諭のアン・ウニョンは、怨念やお化けが見える体質。高校にはエロエロパワーが充満していて、ウニョンは玩具の剣でなぎ払いお化けをBB弾銃で撃ち抜く。漢文教師のホン・インピョは学校創始者の孫で、強力な守護膜に守られている。ウニョンはインピョからパワーを充電しつつ学園を守るために戦う。失恋で集団自殺しようとする高校生を殴り倒し、インピョのパワーを狙う在米韓国人のマック先生を撃って撃退する▽戦う養護教諭は見た目は地味だが行動は派手。Netflixでドラマ化してたw見てみよう2022/11/30

アマニョッキ

60
おもちゃの銃(BB弾入り)とおもちゃの剣(プラスチックでレインボーカラー)で不思議な敵と戦う保健室のアン・ウニョン先生。それを助ける漢文教師ホン・インピョ。わりとぶっとび設定なのに、あのチャーミングな文章ですいすい読めてしまう。これまで読んできたどの作家さんも、チャーミングさにおいては私の中で彼女には勝てない。そして文学の神様がもしいるのならば、チョン・セランと斎藤真理子さんを出会わせてくれたことに心から感謝します。知性とキュートとシニカル片手の悪霊退散学園ラブコメ(なんだそれ)、心からオススメです!2020/03/27

oldman獺祭魚翁

59
いやいや これは久しぶりの満点です。 著者のチョン・セランさん自身、あとがきで「この物語は自分の快感の為に書きました」と言っていますが、読み手にとっても「快感」の一語に尽きます。別の書評でも「真剣身が足りない」と書きましたが、本当に作者も読者も楽しんでいて、それがこの物語全体の「軽み」を生んでいるんだなぁと感じます。とにかく真面目な本ばかり読んでいて、いささか疲れを感じてきた方には絶対のお薦めですし、勿論そうでない方にもお薦めしちゃいます。ドラマ化も楽しみです。2020/08/26

pohcho

51
私立M高校に勤務する養護教諭のアン・ウニョン先生。霊能力のある彼女がレインボーカラーの剣とBB弾の銃を武器に、学校に巣くう邪悪なものたちに立ち向かう連作短編集。ゆるくてPOPでお茶目。住野よるさんの麦本三歩を思わせるようなとぼけた雰囲気。今時の若い人向けという気もするが、それぞれのキャラクターも魅力的で楽しめた。虫捕り転校生が好き。穏健教師の最後はぐっとくるものがある。最後のカップル誕生(花柄地獄って(笑))もよかった。日本と似ているところもあり。全然違うところもあり。訳者解説が興味深かった。翻訳もいい。2020/10/05

崩紫サロメ

49
ドラマ化された作品であるが、そちらは見てないので、この不思議な光景を、自分の想像力で描き出しながら読めてよかったと思う。人には見えないものが見える養護教員アン・ウニョン。一癖も二癖もある彼女の周りにいる先生や生徒もまた、個性豊かに描かれている。特に漢文の先生ホン・インピョのキャラが好きなのだが、ふと気付いてみると、インピョは足に障害を持っているし、彼の教え子で同性カップルが出てきたりと、最近の韓国文学らしく、マイノリティを「いないことにしない」感じ、好感が持てる。2020/10/31

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