僕たちのインターネット史

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僕たちのインターネット史

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784750515113
  • NDC分類 547.2
  • Cコード C0030

内容説明

80年代のパソコン通信の時代から、インターネットの黎明期を経て現在まで。インターネットの「現場」を知り尽くした著者が、その歴史を総ざらいする!

目次

第1章 80年代編 インターネット前史(インターネットの言説史;パソコン通信とは何か ほか)
第2章 90年代編 アングラ・サブカルチャーとしてのインターネット(カウンターカルチャーとしてのインターネット;カウンターカルチャーのアングラ・サブカル化 ほか)
第3章 00年代編 商業化するインターネット(インターネットの商業化と2ちゃんねる;インターネットにおける自由と倫理の問題 ほか)
第4章 10年代編 インターネットにミネルヴァの梟は飛んでいるのか?(政治化するインターネット;「動員の革命」の両義性 ほか)

著者等紹介

ばるぼら[バルボラ]
ネットワーカー・古雑誌蒐集家・周辺文化研究家。インターネットおよび自主制作文化について執筆、調査・研究を行なう

さやわか[サヤワカ]
ライター・評論家・マンガ原作者。1974年北海道生まれ。大学卒業後は、個人ニュースサイト「ムーノーローカル」を運営(1999年~2001年)しつつ、音楽業界・出版業界での会社勤務を経て、ライターとして執筆活動を開始。小説、マンガ、アニメ、音楽、映画、演劇、ネットなどについて幅広く評論する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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harass

57
80年代からの日本のインターネットがいかに語られてきたか、を語る対談。もともとパソコン通信は発祥の地の米西海岸のカウンターカルチャー・ヒッピー文化の思想があったが、日本ではそんなものは皆無で、アングラ文化とつながりがあったという。ネット文化が大衆化していく過程と現状と今後を語る。実に懐かしい固有名詞雑誌名などが出てくるがまったく知らないものも多い。特殊な場としてのネットは、日常に完全に同化して、上下水道のようなインフラになるのだろうと。なかなか興味深い内容だった。2017/08/12

山田太郎

38
誰かと思えばムーノーローカルの管理人さんということで、インターネットの管理人で心底すごいと思った人の一人で、あとは侍魂とカルトブックマーク。ミュージックマシーンの管理人さんはすごいというより商売うまかったのかなと。笑えるやつかと期待しましたが、案外真面目な論調でした。2017/08/21

ミライ

32
1980年代~2010年代にかけてのインターネットの歴史が語られたばるぼらさん&さわやかさんによる著書。2010年代は最近なので概ね理解できた。1980年代のインターネット黎明期の時代(このころはパソコン通信の時代)や続く1990年代はチープかつ、いわゆるアングラなどが蔓延る無政府状態の環境であり、それをうまく噛み砕いて文章化されていたことにただただ関心、ただ、自分にはかなり難解で、ネット検索しながらでないと理解困難な部分も多かった。参考書籍もたくさん紹介されていたので、いくつか読んでみようと思う。2019/05/10

くさてる

26
タイトル通りの、著者ふたりが語り合う「インターネット」の歴史についてのあれこれ。分かるところもあればそうでないところもあり、という感じだけど、内輪受けになりすぎず、かといって話題を広げすぎてしまうこともないバランス感覚があって、楽しく読みました。そして、いま現在インターネットがたどりついた場所についてのすこし苦い、諦念にも似た言葉にも共感できました。ほんとうに、ネットは速くなった。良くも悪くも。2019/04/13

サイバーパンツ

23
80年代から現在まで、僕たちがネットをどう語って来たかを整理したインターネット言説史。米西海岸でヒッピー文化に連なるカウンターカルチャーとして語られたインターネットは、日本ではサブカルとして受容され、90年代末~ゼロ年代前半には、設計や倫理、自由の問題が議論されるようになるも、結局それらは放置されたまま、大衆化・商業化に伴い、動員ゲームの波に呑まれ、PV数さえ稼げればなんでもありな地獄へと至る。そんな今だからこそ、人文知と工学知の連帯が必要になってくるのだが、それも文科省がぶち壊しにかかっているという……2017/08/21

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