ナスカイ

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ナスカイ

  • 梅 佳代【著】
  • 価格 ¥2,195(本体¥1,996)
  • 亜紀書房(2017/03発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 88p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784750515045
  • NDC分類 748
  • Cコード C0072

出版社内容情報

梅佳代 ? 全寮制中高一貫男子校の少年たち

“ナスカイ”こと那須高原海城中学校・高等学校



刹那であり永遠

朝も昼も晩も6年間いつもいっしょ、

切なさが刹那ににじむ、

笑い声が永遠に溶ける。



写真家・梅佳代の今作のテーマは、全寮制の中高一貫校に通う男子生徒たち。

“ナスカイ”こと那須高原海城中学校・高等学校を梅が初めて訪ねたのは2010年、栃木県の那須高原で開催された芸術祭のための取材だった。「新しい紳士たれ」の理念のもと、丘の上にあるキャンパスで中学1年生から高校3年生までの少年たちが学んでいた。時は巡り2012年春、再会の機会がやってきた。ただし、彼らは那須でなく、東京の多摩にいた。2011年の東日本大震災で校舎が被災し、「いつかは那須に」の思いを胸に、新たな地にキャンパスを移し再スタートを切ることになったのだ。授業、体育祭、文化祭、寮の部屋、卒業式――「会うたびに印象が変わる」10代、移りゆく季節を駆ける少年たちの姿を梅佳代はカメラに収めた。しかし、福島第一原子力発電所事故の影響もあり、学校は那須キャンパスでの授業再開を断念、新規の生徒募集を行わないことに決めた。そして2017年3月、ナスカイはその歴史に幕をおろす。



KOKUYO特別協力! キャンパスノート仕様

アートディレクション:中島英樹

梅 佳代[ウメ カヨ]
1981年石川県生まれ。〈男子〉、〈女子中学生〉で、キヤノン写真新世紀連続受賞。2006年に初写真集『うめめ』を刊行、翌年第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。以降主な著書に、『男子』『じいちゃんさま』『ウメップ』、『のと』、共著『うめ版 新明解国語辞典×梅佳代』など。近作に『白い犬』。2013年には東京オペラシティアートギャラリーにて個展「梅佳代展 UMEKAYO」を開催。日常に潜む様々な光景を独自の観察眼で捉えた作品が高く評価され、国内外の媒体や展覧会で作品を発表している。

内容説明

全寮制の中高一貫男子校、那須高原海城中学校・高等学校を写真家の梅佳代が初めて訪ねたのは2010年のこと。栃木県の那須高原で開催された芸術祭のための取材だった。「新しい紳士たれ」の理念のもと、丘の上にあるキャンパスで中学1年生から高校3年生までの少年たちが学んでいた。時は巡り2012年春、再会の機会がやってきた。ただし、彼らは那須でなく、東京の多摩にいた。2011年の東日本大震災で校舎が被災し、「いつかは那須に」の思いを胸に、新たな地にキャンパスを移し再スタートを切ることになったのだ。授業、体育祭、文化祭、寮の部屋、卒業式―「会うたびに印象が変わる」10代、移りゆく季節を駆け抜ける少年たちの姿を梅佳代はカメラに収めた。しかし、福島第一原子力発電所の事故の影響もあり学校は那須キャンパスでの授業再開を断念、新規の生徒募集を行わないことを決めた。そして2017年3月、ナスカイはその歴史に幕をおろす。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さすらいのアリクイ

21
男子生徒の学校内での日常光景を写した写真が載っている写真集。この写真集の生徒さんたちが通っていた学校は東日本大震災の影響で校舎が移転し、その後閉校になった、という説明文が本の後ろのほうのページに書かれています。写真集の説明がその文章だけなので生徒さんの気持ちは写真からだけしか分かりませんが、写真の中の生徒さんたちは案外楽しくやってそうで。パンツ一丁で楽器を持つ、保健室の中で行儀わるい姿勢でご飯を食べる、照れた表情で写真に写る…。気持ちはどうだったのか分かりませんが、観ていると少し懐かしい気分になる本です。2017/09/07

アコ

20
“ナスカイ”=那須海城中高。全寮制男子校の日常をまとめた写真集。/色味・構図にバラつきがあるけど、いずれも魅力的なスナップ写真。背景に映り込むもので時代が見え、まさに『いましか撮れない写真』だし、青春が詰まっている。“ナスカイ”は東日本大震災の影響をうけて2017年閉校。「もう誰もここにいなくて、この制服を着てないんだ。被写体はみんな大人になってて…」などじわじわくる。また、男兄弟がいないので中高生男子ってこんなかんじなのかーとも。背丈や顔立ちもそれぞれ。コクヨノート風の装丁も味わい深い。2020/06/20

今夜は眠れない

11
装丁が面白い。那須海の意味も知らずに読んだが、高校男子ってこうなんだろうな、と思えた。 もうここが無いなんて、3.11の影響の大きさを 改めて 感じる。2017/05/06

遠い日

7
今はもう閉校してしまった那須高原海城中学校・高等学校は中高一貫の男子校。全寮制で生徒たちは6年間を共に過ごす。教育理念は「世界をリードする新しい紳士」を育成することというだけあって、どの子も皆似た印象できちんとこの学校の教育の成果が表れていると思います。東日本大震災とその影響の原発事故によって移転→閉校へと舵を切らざるを得なくなったのは残念なこと。青春をぎゅっと詰め込んだ少年たちの日常があって、賑やかな声が聞こえてきそう。2021/09/03

雨巫女。@新潮部

7
《本屋》男子校ってこんななんだろうなあ。(笑)2017/03/09

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