内容説明
生態系の破壊が、ウイルスを呼ぶ。ウイルスたちはなぜ、いつ、どこで、いかに種を超え人間へと飛び移り、惨事をもたらしてきたのか。異種間伝播(スピルオーバー)を通じて爆発的に広がった疫病の実態とそれに挑戦する人々の苦闘を、徹底した現地取材を通して辿る世界的ベストセラー。“次なるパンデミック”を予言した警世の書。
目次
1 青白い馬―ヘンドラ
2 一三頭のゴリラ―エボラ
3 あらゆるものはどこからかやって来る―マラリア
4 ネズミ農場での夕食―SARS
5 シカ、オウム、隣の少年―Q熱、オウム病、ライム病
6 拡散するウイルス―ヘルペスB
7 天上の宿主―ニパ、マールブルグ
8 チンパンジーと川―HIV
9 運命は定まっていない
補章 私たちがその流行をもたらした―新型コロナ
著者等紹介
クアメン,デビッド[クアメン,デビッド] [Quammen,David]
作家・ジャーナリスト。フィクション、ノンフィクションを問わず10数冊を刊行。『ナショナルジオグラフィック』『ニューヨーク・タイムズ』、その他多数の新聞・雑誌等に寄稿している。アメリカ芸術文学アカデミー賞受賞、全米雑誌賞を三度受賞。ジャングルから山、離島、湿地帯まで幅広く取材旅行をしている。Spillover:Animal Infections and the Next Human Pandemicは野生動物から人間へと伝播する病原体が近い日に次なるパンデミックを引き起こすことを予言した世界的ベストセラー。米科学著述者協会(NASW)の科学ジャーナリズム賞および英国王立生物学会の図書賞を本書で受賞した
甘糟智子[アマカストモコ]
報道翻訳を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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DEE
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hal
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