赤いコートの女―東京女性ホームレス物語

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赤いコートの女―東京女性ホームレス物語

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  • サイズ A5判/ページ数 327p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750327082
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C0095

内容説明

引きこもりの息子を抱え、その宿代の金策に奔走しながら野宿する夫婦、偏見と差別の孤独な結婚生活から、ひとり逃れた女、売春、性的暴行、望まない妊娠、出産後も公園を徘徊する女―路上を彷徨う女たちの再生の軌跡。

目次

プロローグ
赤いコートの女
黒いジャンパーの女
エピローグ

著者等紹介

宮下忠子[ミヤシタタダコ]
1937年生まれ。大学卒業後、高校教諭を経て、都立社会事業学校卒業。1975年から東京都城北福祉センターの医療相談員となる。その間、アルコール依存症回復者と「アルコール問題を考える会」「コミュニティワーカー制度を考える会」を組織する。95年に退職。現在は、路上生活者たちへの巡回相談などボランティア活動、執筆活動を精力的に続けている。1996年2月20日「心の賞」受賞。元東京都精神保健センターアルコール問題家族教育プログラム講師、元日本ジャーナリスト専門学校講師、元ハンセン病・国家賠償請求訴訟を支援する会会員、等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

32
墨田・台東エリアで数十件の家庭教師を引き受けていた頃、移動で隅田川沿いを自転車で毎日通っていて、猫を飼っているホームレスの人と会話することがあった。一緒に猫の里親を探したこともあった。花見の時期には皆さん観光客から遠く離れたところに家を移動させてたなあ。救急車が来ることもあった。尋ねたら「気に入られないとね、寝ている時に川に放り込まれちゃうんだよ」とこともなげに言っていた。女性の場合はどんな危険があるんだろう、と思ったのを覚えているが、まさか本で知るとは・・・。もう少し調べないと感想が書けないです。2019/03/28

カタコッタ

8
先日、夫婦と思われる荷車を引きながら歩いている二人のホームレスを見かけた。北野武監督の『Dools』を連想した。本書を読むきっかけは、このふたりを見かけた事によるものだ。 訳あってホームレスになった人もいれば、更生させようと支援する人もいる。著者の情熱は半端では無い。然しこのやりきれないモヤモヤ感は何なのだろう。 2017/06/20

TsumuRi

5
著者がホームレスの支援をする中で出会った「女性のホームレス」の実態と、福祉に繋がり自立するまでの話。格差社会の底辺で「女であること」は間違いなく弱点だと思う。路上生活に伴う性的虐待や嫌がらせ、望まない妊娠など。こういうトラブルから身を守るためにボディーガードとしての異性のパートナーと共同生活するしかなく、結局パートナーに搾取される関係。脱出しようとするとそのパートナーが足を引っ張る。地獄絵図だ。2010/06/22

Ms.H

2
人は一人では生きていけない。近眼の私にメガネが必要なように、自立することが難しい人には自立を支える人がいる。メガネがものを見ているのではなく、ものを見ようとする私がメガネの力を借りるように、自立しようとする人がいて、それを手助けする人がいる。でも、手助けは1人ではできないし、本に登場した民生委員の奥さんのように平気で人の足を引っ張る人もいる。著者をはじめ保健師や福祉事務所の方々、そして平沢さん、ハルさん家族などを見ていると人間って捨てたもんじゃないなぁと思った。 2012/12/05

ハナ

2
著者の根気強さが、すごいなーと思った。 相手の状況を想像したり。そして状況を改善するために動いたり。 最後の方に、平沢さんと彼の飼っていた犬、ハナの写真があった。もこもことしてとっても可愛かった。2012/10/28

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