明石ライブラリー
ジェンダーと暴力―イギリスにおける社会学的研究

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750314860
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0336

出版社内容情報

DV,セクハラ,レイプ,捜査や裁判過程における女性虐待,精神病女性患者に施された残虐な頭部外科手術など,女性への暴力を社会学的視点から調査,分析した研究の集大成。

第1章 序論[ジャルナ・ハマー,メアリー・メイナード]
第2章 フェミニスト理論における男性暴力[アン・エドワーズ]
第3章 男性暴力の警備[ジル・ラドフォード]
第4章 性暴力の連続体[リズ・ケリー]
第5章 大学における性と暴力[キャロリン・ラマザノグル]
第6章 女性,余暇,社会統制[アイリーン・グリーン/サンドラ・ヘブロン/ダイアナ・ウッドワード]
第7章 露出行為[サンドラ・マクニール]
第8章 精神医学,精神外科と女性[ダイアン・ハドソン]
第9章 典型的暴力と標準的予防[エリザベス・A.スタンコ]
第10章 司法過程での女性虐待[ロレイン・ラドフォード]
第11章 「女性自身が殺人を挑発する」[スーザン・S.M.エドワーズ]
第12章 英米におけるBW運動[R.エマーソン・ドバッシュ/ラッセル・P.ドバッシュ]
第13章 男性性と暴力[デイビッド・H.J.モーガン]

内容説明

本書は、英国社会学会に所属する女性研究者たちの努力により、学会発表論文を収集したものである。

目次

序論―暴力とジェンダー階層
フェミニスト理論における男性暴力―セックス/ジェンダー暴力と男性支配の概念の変容に関する分析
男性暴力の警備―女性の警備
性暴力の連続体
大学における性と暴力―女性を貶める構造
女性、余暇、社会統制
露出行為―女性への影響
精神医学、精神外科と女性
典型的暴力と標準的予防―イングランド、ウェールズ、スコットランド、米国における対人暴力とジェンダー
司法過程での女性虐待
「女性自身が殺人を挑発する」―コモン・ロー上の暴行から殺人まで
英米におけるBW運動
男性性と暴力

著者等紹介

堤かなめ[ツツミカナメ]
九州国際大学経済学部教授(社会学)。九州初の民間シェルター「アジア女性センター」の設立・運営に関わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。