ずっと、そこにいるよ。

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784652079324
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

内容説明

あなたにも死んでいる『ひと』が見えますか?大切なひとを失った悲しみの果てに、季里が身につけた、その『力』…。研ぎ澄まされた少女の感受性とともに生と死をみつめる6つの連作ストーリー。

著者等紹介

早見裕司[ハヤミユウジ]
1961年青森県生まれ、沖縄在住。自称・奇談小説家。雑誌ライターの仕事を経て、1988年に『夏街道』で小説家としてデビュー。以後、都市ファンタジィ、ホラー、恋愛小説などジャンルにとらわれない「奇妙な」物語を発表しつづけている。繊細ではかない少女の心の揺れを、端正な筆致で描くその手腕には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小夜風

25
【図書館】設定に惹かれて手に取ったのですが、マンガのノベライズのような文体がどうにも合わなくてあんまり楽しめませんでした。登場人物にも魅力を感じられないから、「見える」から、だから何なんだろう……と思ってしまいました。どのエピソードも「え~それはないよ」な感じで、「好き」なお話がなくて残念です。2015/10/11

そのぼん

5
この世に存在しない人が見える少女を軸にした物語でした。…と書くとホラーっぽいですが、そんなことはありません。むしろファンタジーっぽい感じがしました。やさしい雰囲気だったのがよかったと思います。2012/02/04

すずえり

3
生きていないヒトやモノの魂が見えたり聞こえたりする少女。 決してホラーではなく、多くの傷を抱えながらも一生懸命に生きる少女を周りが支える。 ありのままを受け入れる、ということを考えさせられた。2010/08/10

杏子

3
ひとや、物に宿る魂を見てしまう少女と少女を護るように常に傍らにいる友人たちのお話。透明な、切ない物語は遊佐未森や谷山浩子の音楽がよく似合う…。出てくる洋館の図書館と司書の先生がとてもいい。現実と夢の境に存在しているような…居心地良さそう。高校の名前もいかにもって感じです。2009/01/24

ぽんまま

2
表紙にひかれて読みました。 表紙でぐっと来るほんに出会うたびにブックデザイナーの仕事にあこがれます。 このお話しは「見える」お話し。 主人公季里ちゃんは、人じゃない人も見えるし、人の未来をも見えるときがある。 その見える不思議な事に絡んだお話しが何作か綴られています。1作目がブックデザイナーのお話し。ここでぐっと不思議な世界に引き込まれました。登場人物もみんな個性的な人ばかり・・霊が見えるのは分かるけど、季里ちゃんは今・過去・未来の境界にいる感じでもっといろんなエピソードが読んでみたいです。続編でるといい2011/05/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/479508
  • ご注意事項

最近チェックした商品