内容説明
白い肌、白い髪。名前はキキ・ストライク。彼女からは「危険」の香りがした―。ニューヨークの地下墓地のさらに奥へ、キキとわたしたちの冒険がはじまった…。
著者等紹介
ミラー,キルステン[ミラー,キルステン][Miller,Kirsten]
ニューヨーク在住。広告会社につとめたのち作家に。『キキ・ストライクと謎の地下都市』がデビュー作となる
三辺律子[サンベリツコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海猫
55
白い髪の少女・キキが5人の女の子を集めてマンハッタンの地下に広がるシャドウ・シティに潜入し、冒険を繰り広げる。まずは一人称の語り口がクールでカッコいい。ストーリー展開に合わせて豆知識的なコーナーが挿入されるのもなんだかシニカルな雰囲気。集まった5人の少女もそれぞれに特技がある。天才ハッカーや科学者のタマゴ、メカの達人であったり変装の名人など。チームとして大胆に活躍する様はなかなかに読ませる。お話は児童書にしては凝っていてちょい複雑。終盤は一気にパタパタとまとまり、思い切った勧善懲悪展開がきてスッキリした。2023/02/20
karin
3
友達はキキと魔女の宅急便と間違えていた。2009/11/22
おこわ
2
いまいちさえないけれど危険な才能溢れる女の子たちがニューヨークの都市伝説、地下都市を駆けめぐり。冒険の末、彼女たちは伝説となり金貨の山よりかけがえのないものを手にする。現実離れした出来事の連続の中、やんちゃな少女でありつつもそれぞれが少しずつオトナになっていく様がおもしろい。2010/07/14
kirin
2
地下都市と聞くだけでなんだか謎めいた響き・・・。さえないオタク少女アナンカがキキというダイアモンドにであったことでだんだん変っていくところが良かった。イレギュラーの5人のメンバーたちも個性的。2010/04/11
N
1
久しぶりに再読。ニューヨークの地下に広がる謎に満ちたシャドウシティを舞台に個性豊かな少女達が集結、巨悪と戦う!謎の転校生に亡命したプリンセス、王家のダイヤモンドに誘拐事件、チャイニーズマフィアetc...これでもかと面白そうな要素をねじ込んだ本作。続編があるらしいけど、結局日本で出版される事は無くてとても残念。2022/06/19
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