出版社内容情報
旅――一生をかける旅、お忍びの旅、時空も主人公もまったく異なる旅のショートショート40話。ファンタジックでユーモアいっぱい。 小学校高学年~中学生
内容説明
「カラフル」の森絵都がおくる、“旅”をめぐる超短編40。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんちゃん
117
森絵都さん4作目!やっと読了。ほんの少しの時間を見つけて読書ができるほどのショートストーリーでどの作品にも温かみや面白さがあり森絵都さんの世界が広がっていました。特にこの話が良かった!という感じのものは無かったと言えば嘘になるのですが、ネタバレになってしまうのでどれも良かったと言っておきます笑欲を言うとこのショートストーリー達を長編の物語にして出版してほしい限りです!ショートショートといえば星新一さんだと思いますが、私はまだほしさんを読んだ事ないのでこの機会にショートストーリーに手を出していきたいです!2020/01/11
カピバラ
28
「大きなダディと小さなフランツェ」がよかった。「王様とカメと鈴木くん」の独特な雰囲気もなかなか。「王様と鈴木君」という続編があったもの面白かった。カメは海カメだったのか…(笑)2014/07/03
星群
26
午後の休憩タイムに、眠る直前に、ほんの一時の、旅行に誘ってくれる。砂漠やチョモランマ、未来、それにフルーツ王国、どこにだって連れってってくれる。さぁ、行こう!一時の旅行へ!お気に入りは『脱サラの二人』、『紫の恐怖』、『ドクター・ガナイの航海記』。2012/10/19
ミロリ
25
面白い。意味が分からなかった初読時に戸惑う。『大きなダディと小さなフランツェ』みたところなんでもないふつうの。『脱サラの二人』結局時計に縛られている。『借り物競争』ママさん男前。『異文化探訪』サイト・シーイング。『Trauma』フルーツ・バスケット。『注文のいらないレストラン』さあ帰ろう。2014/10/25
takaC
23
新聞連載中に一通も読者からの手紙が届かなかったというのが最も印象的だった。2009/06/18