ミカ!

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784652071793
  • NDC分類 K913
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小6のユウスケのふたごの妹ミカは、オトコオンナとよばれているが、ある秘密の生き物を飼っていた…。少女の心の成長をえがく。   小学校高学年~中学生

内容説明

さっさと大人にならないボクらの、キュートでハッピーな小ライフ。双子のミカとユウスケの昨日・今日・明日・オトトイ。すっぱい涙の向こう側には。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

チアモン

55
関西弁でテンポよく読めた。オトコオンナかぁ。私も小さい頃から背が高く小学生の頃は男の子を見下ろしてたからよく言われたなぁ。男と女の双子の小学6年生の思春期まっただ中の家庭の事情が複雑な子たちのお話。それにしても、謎の生物オトトイってなんだ?2019/11/13

糸車

33
12月の子どもの本の読書会、課題本。小学6年生、ふたごのきょうだいのユウスケとミカ。まさしく思春期、色々くすぐったい。胸が大きくなった女子に強くボールを当てたらいかん、と本当に男子がそんなこと考えていたのか?ってしばし考える。(自分たちは男子と女子が仲のいい学年と言われて育ったけど)個人的には好きだと言ったらミカに泣かれて、そんなに嫌いなのかとショックを受けるコウジのエピソードが良かった。ユウスケが言った通り、そんなことはないと思うよと言ってあげたい(笑)。しかし謎の生物、オトトイってなんだったんだ。2016/12/16

ほたて

25
大人はどうしてこどもは何にもわかってないと思うんだろう。どうして何にも考えてないと思うんだろう。どうして言えないことがあるってわからないんだろう。どうして泣きたくても泣けない時があるってわからないんだろう。伊藤たかみさん、大人なのにどうしてこどもの気持ちがわかるんだろう。自分の気持ちがわからない、うまく伝えられないもどかしい思春期のもやもやがいっぱい詰まってる。2015/02/16

かんちゃん

16
小学生から中学生までの誰もが通ったあの道を、双子のミカとユウスケが思い出させてくれます。性別を意識し始めた頃の気持ちとか、人を好きになる気持ちとか、自分の力の小ささとか小学生にのみ通じる笑いとか。。。 そんな誰もが通ったあの道を懐かしくちょっぴり恥ずかしく思いながら楽しく読ませていただきました。正直、途中で飽きてきた感もありましたが、最後の一章がとてもよかったので、読後感はなんかすがすがしいです。2016/06/21

0kaeri

16
二人の話にほほえましく思いました。現実にいてもおかしくないなぁ。と思います。2012/02/18

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