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出版社内容情報
「約束を守れ。さもないと…」といって老人は消えた。さもないと、どうなるのか。おびえて暮らす青年だったが…。表題作など16話。 小学校高学年~中学生
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エスパー
12
短い文章で話をまとめていく星作品はさすがです。オチがいまいちわからないものもありましたが・・・ 面白かったです。民族、時代を超えた星作品、時代を感じさせないところもさすがです。。2014/06/17
ともブン
11
「凶夢など30」「どんぐり民話館」を底本に16篇を収録。新潮文庫の星さん作品はほとんど読んでいたと思ったけど、どんぐり民話館は未入手、調べてみたら1001篇達成の記念に刊行された作品集とのこと。いやはや偉業も偉業。以前読んだ星さんのエッセイに物語を捻り出すのがどれほど大変かと書いてあったけれど、ヒラメキを生み出すコツはどんなものだったのだろう。さて、今作も不思議な作品がずらり。輪廻転生があってもこんな結末嫌だなぁとか、庶民の描く自由って結局支配層の掌の上だよねぇなど、読後の空想に浸る楽しみを与えてくれる。2022/12/27
くらげ@
7
(☆☆☆)さくさく読めるのに深い。2015/03/13
PM
6
短編でサクサク読めました。起承転結の結の見せ方が鮮やか。2011/01/16
バジンガ
3
『捕獲した生物』まさかアダムとイブの話の前段が、こんな話だったとは、面白かったです。これまでの本に比べると、末代には悲しい結末になるという話が多く感じました。2019/03/28