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出版社内容情報
廃品回収業のエヌ氏は未来からきたテット博士のほしがる廃品と、彼のもってきた便利な別荘を交換するが…。表題作などSF15編。 小学校高学年~中学生
内容説明
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの面白さ!星新一オモシロびっくり市。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年、東京に生まれる。東京大学農学部卒業。57年に日本最初のSF同人誌「宇宙塵」に参画。ショート・ショートと呼ばれる短編の新分野を確立し、千以上の作品を発表する。68年に、『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。97年没
和田誠[ワダマコト]
1936年、大阪に生まれる。多摩美術大学卒業。グラフィック・デザイナー、イラストレーターとして、装丁、挿絵、絵本などを手がける。星新一氏の作品の挿絵も数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
titti
9
未来人の家が一番面白かった。本当にあったらいいなと思った。2017/06/23
ともブン
7
理論社のシリーズ7巻目。「夜のかくれんぼ」「たくさんのタブー」「ご依頼の件」「ありふれた手紙」から15篇を収録。星新一さんの物語には、醒めた人生観を持っている主人公が多く出てくるような気がします。「まあ、こんなもんだよね」と言い遺してこの世を去るようなイメージ。文明によって生活がある程度安定してくると、こんなふうにあまり物事に執着しないようになるのかなぁ、などと空想。執着心を持たない代わりに向上心もない人畜無害な人物像。そんな人たちだらけの未来は相当味気ないかも。どこか抽象的ながらどこかリアル。2022/10/06
椎名
6
「少年期」「アリバイ」が好き。全体的にダークな部分がありつつも軽く読ませてくれるのでサクサク進む。どれだけ短くてもしっかり考えさせる要素が含まれているのでやはり子供、大人どちらが読んでも面白い。2023/12/18
Non
3
友達に紹介されて読んだ本。面白かったので、星新一さんの、他の本も読もうと思う。2013/06/01
1877
2
しばらくそのことを考えつづけ、そのうちやめた。考えたってしようがない。わからないものは、わからないのだ。2013/09/30