完全踏査 古代の道―畿内・東海道・東山道・北陸道

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642079327
  • NDC分類 685.21
  • Cコード C1021

内容説明

都から本州と四国・九州に達する壮大なネットワークであった古代の道。道路技術者の著者が、高速道路ルートとの類似性に注目し、全駅路を実際に走破。駅路の歴史的変遷、駅家の位置など“古代道路”の全貌を解明する。

目次

1 古代の道とは(古代の道とその歴史;これまでの駅路研究のあらまし ほか)
2 東海道をたどる(東海道のあらまし;都を出て近江国へ ほか)
3 東山道をたどる(東山道のあらまし;近江国から美濃国へ ほか)
4 北陸道をたどる(北陸道のあらまし;近江国と若狭国の北陸道 ほか)

著者等紹介

木下良[キノシタリョウ]
1922年長崎県に生まれ、1953年京都大学文学部史学科卒業(地理学専攻)。元神奈川大学・富山大学・国学院大学教授。現在、古代交通研究会会長

武部健一[タケベケンイチ]
1925年東京都に生まれ、1948年京都大学工学部土木工学科卒業。建設省・日本道路公団で高速道路の計画・建設に従事。日本道路公団常任参与。現在、道路文化研究所を主宰
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

6
『延喜式』に記される駅名を手がかりに、古代の幹線ルートを実際の現地調査を踏まえて復元していく一冊。著者は元高速道路技術者で、高速道路の設計思想と古代道路のそれに共通性があるという点が著者の独創です。以前同じ著者の『道』を読んだときは何と退屈な文章だろうと思ったのですが、こちらは滅茶苦茶面白い。地図を片手に読むと面白さは倍増で、随所に発見があります。2018/06/29

めぐみこ

2
高速道路の計画や建設に従事していた著者による、古代の道の研究本。古代道路沼のキッカケが、高速道路が国分寺付近を通過する事態に何度か遭遇したこと、というのが面白い。つまり千年以上前から、良い道の条件は変わっていないのだ。2019/07/18

dolce-vita

0
ざっと読みですが、畿内、東海道、東山道、北陸道を実際に歩いて、地図や写真を交えて丁寧に紹介してある。スゴい!の一言です。2016/11/05

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