歴史文化ライブラリー<br> 伊達一族の中世―「独眼龍」以前

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歴史文化ライブラリー
伊達一族の中世―「独眼龍」以前

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  • サイズ 46判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642059152
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0320

出版社内容情報

遙かなる伊達一族―プロローグ/伊達一族の本拠地(奥州合戦/石那坂・阿津賀志山の合戦)/陸奥国伊達郡への下向(伊達氏の初代をめぐって/時長(念西)の出自/時長(念西)の子息たち)/御家人伊達氏と伊達郡(鎌倉居住の伊達一族/十三世紀後半の伊達一族の惣領/東昌寺と伊達氏)/鎌倉時代の終焉(伊達一族と通称/鎌倉幕府の倒壊)/南北朝動乱を乗り切る(建武政権の成立と伊達一族/陸奥国府体制と伊達行朝/伊達氏惣領の交代か)/鎌倉府との抗争(国人一揆の時代/鎌倉府に反旗をひるがえす)/伊達一族と室町幕府(伊達持宗の時代/小京都梁川と上洛)/陸奥国守護から戦国大名へ(伊達氏の父子相克/大名領国を目指す伊達稙宗/天文の乱とその後の伊達氏)/自己認識と系図―エピローグ

内容説明

「独眼龍」以前の伊達一族は、福島盆地を拠点に活動していた。鎌倉期から戦国初期までの三六〇年に及ぶ歴史を、地理的条件や諸系図、発掘調査の成果などを検討しつつ描き、戦国奥羽の覇者となる礎を築いた時代に迫る。

目次

遥かなる伊達一族―プロローグ
伊達一族の本拠地
陸奥国伊達郡への下向
御家人伊達氏と伊達郡
鎌倉時代の終焉
南北朝動乱を乗り切る
鎌倉府との抗争
伊達一族と室町幕府
陸奥国守護から戦国大名へ
自己認識と系図―エピローグ

著者等紹介

伊藤喜良[イトウキヨシ]
1944年、長野県に生まれる。1974年、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、福島大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

15
近世に策定された『伊達正統世次考』を批判的に検証しながら、伊達一族の系譜を考察した一冊。一番の読みどころは、我々が伊達家の正統と思っている「宗」の字を通字とする一族が実は庶流で、家臣となった桑折氏が鎌倉時代までの嫡流であったということ。小林清治氏や羽下徳彦氏の研究を紐解きながら、南北朝時代以降の伊達家が行ってきた系図の改作を解き明かしていくのは、なかなかスリリングである。また中世の伊達氏の本拠が福島盆地であることも強調しており、「仙台」「宗」といった近世の伊達氏のイメージを相対化する内容になっている。2021/01/13

六点

12
「江戸時代の組立物に頼らず、一次史料と考古学の成果で研究してみた」と言う思潮が、随分広まって、仙台伊達氏の歴史は相対化された。鎌倉期の伊達氏の史料が、仙台藩主家に殆ど伝来せず、絶家した分家にのみ存在した所から、同時期に多く見られた嫡流の交代が伊達氏にも発生していたことなど、全く知らなかった。家督の継承が、諱の通字の変化に拠って、但馬伊達氏(知ってる方がどうかしている)から行われた可能性など、まさに「列島を翔ける武士」と言いたくなってしまう。『独眼竜政宗』以前の伊達氏は極めて興味深く、また、魅力的である。2021/02/08

ナタネ油

3
伊達氏周辺で気になることがあり読んだ。2023/03/17

フランソワーズ

3
実は福島県から始まる伊達氏。江戸時代に独眼龍政宗によって雄藩となった同氏の家格引き上げをはかろうと、近世に細工された公式記録書を実証的に検証。初代念西の正体、惣領家問題などに触れながら、鎌倉期、南北朝期、室町期、戦国時代初期の各当主の動向を追う。わたし的には稙宗以前の歴史が収穫でした。2021/07/04

onepei

2
なかなかの歴史をもつ一族。2021/02/06

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