出版社内容情報
戦国期の城は、いつ誰の手で築かれ、いかに使われて廃城となったか。「城の使われ方」から戦争や城郭の実態を考えるヒントを与える。戦国時代の城は、誰の手でどのように築かれ、いかに使われて廃城となったのか。築城技術の広がり、面倒なメンテナンスやさまざまな城掟、廃城後の「古城」の再利用(リサイクル)など、文献史料を博捜し読み解く。城の年代や運用形態をめぐる論争など、城郭研究が岐路に立たされているいま、「城の使われ方」から戦国期の戦争や城郭の実態を考えるヒントを与える。
城の一生―プロローグ/築城(戦国城郭の築城〈金山城事始/築城と地鎮/築城日数/城普請のシステム/築城用材の確保/築城の教科書『築城記』/建物のつくり方/土塁のつくり方/城内の植生/竹木が生えている理由/城の縄張〉以下細目略/築城をめぐる諸問題)/維持管理(津久井城を歩く/維持管理の大変さ)/廃城(終わりを迎えた城/廃城の実態)/「古城」(「古城」を訪ねて/史料に現れた「古城」)/「古城」のゆくえ(「古城」の使われ方/近世初期社会と「古城」)/その後の「古城」―エピローグ
竹井 英文[タケイ ヒデフミ]
著・文・その他
内容説明
戦国期の城は、いつ誰の手で築かれ、いかに使われて廃城となったのか。築城技術やメンテナンス、廃城後の「古城」の再利用など、史料を博捜し読み解く。「城の使われ方」から戦争や城郭の実態を考えるヒントを与える。
目次
城の一生―プロローグ
築城
維持管理
廃城
「古城」
「古城」のゆくえ
その後の「古城」―エピローグ
著者等紹介
竹井英文[タケイヒデフミ]
1982年、東京都に生まれる。2005年、千葉大学文学部史学科卒業。2011年、一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。現在、東北学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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