歴史文化ライブラリー<br> 三浦一族の中世

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三浦一族の中世

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  • サイズ B6判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642058001
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0320

出版社内容情報

桓武平氏とされ、相模国随一の大豪族と呼ばれた三浦氏。今、その実像が見直され始めている。武家政権の成立を支えた義明・義澄、朝廷に対する顔役の義村ら代々幕府の重鎮を輩出しながらも、宝治合戦でいったんは滅ぶ。しかし、佐原系三浦氏や三浦和田氏らは中世末まで存続し、その足跡は全国に及ぶ。三浦一族の興亡から日本中世史を見つめ直す。

内容説明

桓武平氏とされる、相模国随一の大豪族三浦氏の実像が今、見直されている。代々幕府の重鎮を輩出し宝治合戦でいったんは滅ぶも、佐原系三浦氏や三浦和田氏らは中世末まで存続した。一族の興亡から中世史を見つめ直す。

目次

三浦一族の中世、日本の中世―プロローグ
三浦氏の神話から歴史へ―為継・義継・義明の時代
三浦一族の発展と鎌倉幕府―義明・義澄・義盛の時代
三浦一族と朝幕関係―義村・泰村の時代
全国展開する三浦一族と社会変動―佐原系三浦氏と三浦和田氏の時代
伝説化される三浦一族―エピローグ

著者等紹介

高橋秀樹[タカハシヒデキ]
1964年、神奈川県に生まれる。1996年、学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了、博士(史学)。現在、文部科学省初等中等教育局教科書調査官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ようはん

17
平安時代から鎌倉時代末期に至るまでの三浦一族の動向と武士を中心とした政治体制の変化がメイン。三浦義村辺りは執権北条氏のライバル格としてのダーディーなイメージは持っていたが幕府体制の安定に努めた実直な宿老という顔が見えてくる。宝治合戦で嫡流は壊滅したが会津蘆名氏の祖となる佐原氏はもとより、支流は全国各地に残り活動していた事も分かった。2021/07/11

16
宝治合戦後も傍系の子孫から残った三浦一族からみた鎌倉時代の概説書。殺生石等の伝説として後世に残る三浦氏の姿を描く。北條早雲によって最終的に滅ぼされるあたりの記述はあんまりない。三浦氏のおこりのほうで、白河院の寵童から活躍したとされる平為俊は三浦氏出身かという記載について 「昔、都で華やかな暮らしをしていた親戚がいたらしい」程度の認識ではないかとの記述に、まあそうだよなあと。2018/10/07

mk

3
宝治合戦を分水嶺とする嫡流断絶ーという三浦氏のイメージを括弧に入れて、「一族」単位での家の存続をテーマとする。三浦義村の京都政界とのパイプを後付けた部分や、近世以前に滅亡した名族である三浦氏を始祖に仮託する動きを指摘した箇所は興味深く、本書全体でも系図史料を軸にした説明にもっとも含蓄が感じられた。通史的な動向への目配りも全体に貫かれているが、家の形成〜展開に至る過程に密着するならば、諸流家が建武政権や室町幕府、鎌倉府など多様な権力に結びつくことで生存競争に乗り出した14世紀の叙述に紙幅を割いてほしかった。2016/03/10

鈴木貴博

2
三浦一族について、その支族の佐原氏や和田氏等も含め、その”神話”時代から主要な活躍の舞台であった源平合戦の時代・鎌倉時代を経て江戸時代に至るまでを概説。宝治合戦で滅んだのはあくまで当時の嫡流であり、一族は以後も興亡を繰り返した。氏族の興亡がどのように起こるか、再興した氏族がどのように”伝統”を継ごうとしていくのか、興味深く読んだ。2019/01/08

うしうし

2
最近、平安時代末から鎌倉時代初めの関連書籍を読んでいたので、頼朝に従う関東の御家人のことを少し知りたいと思っていた。その矢先にタイミング良く本書が刊行されたので、購入して読んでみた。題名のとおり三浦一族をテーマとし、政治・文化に果たした役割が検討されているが、一族の個々人に焦点を当てるのではなく、あくまで鎌倉幕府の歴史の中での位置づけが行われているのが特徴。そのため、幕府の政治史的な概説になっている記述が多い。その概説はかなりかけ足に感じるところもあり、勃発する事件の背景や人間関係が十分説明されておらず、2015/07/06

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