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歴史文化ライブラリー
自然を生きる技術―暮らしの民俗自然誌

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642056045
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C0320

出版社内容情報

亜熱帯のアジア、不毛のサバンナ、海や山などさまざまな場所で、人は生きるための技術を編み出し、日々を暮らす。中国海南島の焼畑やエチオピアでの畑作の知恵、日本の一本釣り漁と山アテ、野生植物の利用など、人は自然といかに関わってきたのか。世界各地で今も受け継がれている独自文化を探り、自然と共存する暮らしの技術とその大切さを説く。

〈主な目次〉雲海の村の暮らしと自然―プロローグ/キワタの咲く村の焼畑と水田 中国海南島(海南島の今/動植物の連環)/不毛の地に生きる畑作民 エチオピア・コンソの人びと(不毛の地に暮らす知恵/誇り高き自給的農業)/海に生きる人びとの技術誌 日本の漁師(伝承される知識/技術を支える経験)/山に生きる人びとの民俗自然誌 里山と環境(生業を支える環境/里山の恵み)/自然を生きる技術―エピローグ

◆毎日新聞 2005.12.11 書評掲載(評者:五味文彦東京大学教授)

内容説明

亜熱帯のアジア、不毛のサバンナ、海や山などさまざまな場所で、人は生きるための技術を編み出し、日々を暮らす。世界各地で今も受け継がれている独自文化を探り、自然と共存する暮らしの技術とその大切さを説く。

目次

雲海の村の暮らしと自然―プロローグ
キワタの咲く村の焼畑と水田―中国海南島
不毛の地に生きる畑作民―エチオピア・コンソの人びと
海に生きる人びとの技術誌―日本の漁師
山に生きる人びとの民俗自然誌―里山と環境
自然を生きる技術―エピローグ

著者等紹介

篠原徹[シノハラトオル]
1945年、中国長春市に生まれる。1969年、京都大学理学部植物学科卒業。1971年、同大学文学部史学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
世界中できっと同時多発的に起きてきたであろう、生きる知恵の発展と伝承。それが消えてしまう前にきちんと記録化したい、という著者の情熱がくみ取れる本です。生きるための知恵はそれぞれの地域で新しい形で発展していきます。自分が子供のころみんなで吸った花の蜜なんて、今の子は吸えないもんなあ…。人類史って本当に面白い。読み友さんから。2020/10/20

草衣

3
現代日本では忘れられつつあるが、人は自然を熟知し有効活用してきた。食物や生活用品を身の回りから自然から賄う知恵と技術は、何だかわくわくしてしまう。自然との共生を実現するためのヒントが本書には詰まっていると思う。2013/08/15

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