出版社内容情報
亜熱帯のアジア、不毛のサバンナ、海や山などさまざまな場所で、人は生きるための技術を編み出し、日々を暮らす。中国海南島の焼畑やエチオピアでの畑作の知恵、日本の一本釣り漁と山アテ、野生植物の利用など、人は自然といかに関わってきたのか。世界各地で今も受け継がれている独自文化を探り、自然と共存する暮らしの技術とその大切さを説く。
〈主な目次〉雲海の村の暮らしと自然―プロローグ/キワタの咲く村の焼畑と水田 中国海南島(海南島の今/動植物の連環)/不毛の地に生きる畑作民 エチオピア・コンソの人びと(不毛の地に暮らす知恵/誇り高き自給的農業)/海に生きる人びとの技術誌 日本の漁師(伝承される知識/技術を支える経験)/山に生きる人びとの民俗自然誌 里山と環境(生業を支える環境/里山の恵み)/自然を生きる技術―エピローグ
◆毎日新聞 2005.12.11 書評掲載(評者:五味文彦東京大学教授)
内容説明
亜熱帯のアジア、不毛のサバンナ、海や山などさまざまな場所で、人は生きるための技術を編み出し、日々を暮らす。世界各地で今も受け継がれている独自文化を探り、自然と共存する暮らしの技術とその大切さを説く。
目次
雲海の村の暮らしと自然―プロローグ
キワタの咲く村の焼畑と水田―中国海南島
不毛の地に生きる畑作民―エチオピア・コンソの人びと
海に生きる人びとの技術誌―日本の漁師
山に生きる人びとの民俗自然誌―里山と環境
自然を生きる技術―エピローグ
著者等紹介
篠原徹[シノハラトオル]
1945年、中国長春市に生まれる。1969年、京都大学理学部植物学科卒業。1971年、同大学文学部史学科卒業。国立歴史民俗博物館教授、総合研究大学院大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
草衣