歴史文化ライブラリー
浅間山大噴火

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055666
  • NDC分類 213.3
  • Cコード C0320

内容説明

天明3年、大音響とともに始まった浅間山大噴火。当時の人々は噴火をどのように受け止め、災害復興に向けていかなる知恵をしぼり努力を重ねてきたのか。歴史の中の浅間山大噴火を読み解き、現代社会への教訓を学ぶ。

目次

天明三年の大噴火―プロローグ
噴火を記録する
噴火を解釈する
復興に努める
上野国の大名・旗本領でのとりくみ
激甚被害の村で
復興への尽力と歴史の転換―エピローグ

著者等紹介

渡辺尚志[ワタナベタカシ]
1957年、東京都に生まれる。1988年、東京大学大学院博士課程単位取得退学。1995年、博士(文学)。現在、一橋大学大学院社会学研究科教授
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感想・レビュー

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ホンドテン

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図書館にて。期間が空いたが関(2010)、大石(1986)と引き続く天明噴火本。広域各地の噴火目撃談に始まり、被災地への幕府、民間の支援復興事業の展開が網羅的に語られる。 興味深いのは前半の目撃談。噴煙、洪水の中に幻視された竜やら鬼、UMA目撃もかくやである。善光寺などに顕著な神仏加護談への転化。それに批判的な近代科学以前とはいえ冷静な理解、解説。著者曰く、宝永大噴火も含め以前の災害がこれ程多種多様な記録に残された事はないとの事。識字層の拡大もふくめ社会の発展を思う、藤木(2005)と併読すると特に。2017/09/30

よっき

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江戸時代の浅間山の噴火の際、どのように幕府や領主、庶民が考え対処していったか知る事が出来た。災害に見舞われた時節柄、学ぶべき事も多いと思うので、もう少し読み込んでみたい2011/11/20

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