内容説明
『続日本紀』は『日本書紀』の後を承け、文武天皇の即位元年より桓武天皇延暦十年に及ぶ国史である。本大系では、原本に宮内省図書寮所蔵谷森健男氏旧蔵本を用い、京都御所東山御文庫本、尾張徳川黎明会所蔵金沢文庫本、神宮文庫所蔵宮崎文庫旧蔵本及び宮内省図書寮所蔵谷森健男氏旧蔵校本等に拠って新に校合を加え、『日本書紀』『日本後紀』『続日本後紀』『類聚国史』『日本紀略』『東大寺要録』『歴朝詔詞解』その他の諸書を参考にして、訂補した。
目次
天之真宗豊祖父天皇―文武天皇
日本根子天津御代豊国成姫天皇―元明天皇
日本根子高瑞浄足姫天皇―元正天皇
天璽国押開豊桜彦天皇―聖武天皇
寳子称徳孝謙皇帝―孝謙天皇
廃帝―淳仁天皇
高野天皇―称徳天皇
天宗高紹天皇―光仁天皇
今皇帝―桓武天皇
